娘の部屋の片づけ
天気予報の雨予報とは裏腹に朝から照ってます。
そして暑いです。
会話のないシニア夫婦二人での生活は耐えられないとか言いますが、うちは普段は娘との3人暮らしですが、おととい昨日と娘は友人と遊びに行っていなかったので2人だと夕食も思いっきり手抜き出来るし、お風呂の時間も気にしなくていいのでやはり家族の人数が一人減ると物理的に楽なのは確かです。
多分私くらいの年齢になると孫が一人二人と出来て近くに住んでいる場合はもちろん偶に遊びにきても朝から晩までてんてこまいしている人も多いと思います。
また子供が結婚していない場合は自分の仕事もそろそろ終えてプライベートでもゆっくり読書をしたり、友達と旅行をしたり家族から解放されて個の時間を楽しんでいる人もいるでしょう。
私はといえば40代の頃に比べれば家族にかかる時間も大幅に減ったとはいえ、家の中の仕事はほぼ一人でしなければいけません。
若い頃は大きなタンスを動かすのも下に布を敷いて滑らせて一人で移動させていました。
夫に頼んでも二つ返事で手伝ってくれたことがなくそれなら自分一人でやった方が早いと思いやってしまい、結局それが自分で自分の首を絞めていたのかもしれませんが。
今日も朝から娘の部屋の片づけをしていました。
床に置いているものは全部ゴミ袋に入れるからねと言って、査定のために片づけるように言ってもまだまだ他人を通せるレベルではないので行政代執行のごとくテコ入れすることは娘に伝えてありました。
それでもクローゼットの洋服全てをベッドの上に広げたままの状態ではいくらなんでも帰宅した娘はげんなりするだろうとある程度は片づけようと暑い中掃除機をかけたり、テーブルを拭いたりしてました。
エアコンもあまり効かなくなっているし、もう汗だくでやってられないと1時間も経たないうちに手を止め、下に下りましたが。
使いかけの日焼け止めクリームが2つ、他にも化粧水とかどれも埃をかぶってかなりの時間が経っている感じです。
きっと一人暮らしをしていたらそんな贅沢無駄買いは出来ないでしょう。
人間追い込まれないと進めないものなのでしょうが、自立しないと子供のまま成長しないのだと思います。
結婚しようがしまいがある程度の年齢になったら親から離れて自分の生活は自分で作っていく、私たち昭和世代は寿退社とかいって結婚したら家庭に入ってそこがゴールで結婚までは親元で暮らすというのが一般的だったと思いますが、平成を経て令和になり、未婚の割合も増え親も長生きになり全てが変わってきています。
自分の頭の上のハエは自分で追うというスタンスで生きていけばいいのではないかと思います。
今朝の読売新聞に『ひとり』 のことをテーマに書かれていた記事がありました。
ある女性は50代の時に夫と死別し、家の修理や家電の買い替えなど初めは戸惑ったものの回数を重ねるたびに慣れてきて一人で出来たという事が自信につながったとありました。
そうか今まで夫婦で家の事に向き合ってきた人はある日突然相手がいなくなったら困るのかと改めて思いました。
今まで夫婦でいても一人でやってきた身としては何も困らないです。
どういうお別れの形かは分かりませんが、もし私の方が生き残ったらそういう面で困惑することがないというのは神様からのご褒美かもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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