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置かれた場所で咲きたくない

気付いたら還暦過ぎていました。年齢に抗いながら日々前向きに

これからどうなるなのか...

朝方は外気温が5度もないくらい冷え込んだ。

 

次住む所は最低気温がここより3℃位は高い。

マンションだし寒がりの私には嬉しい。

 

まだ若い時は寒いレベルで済んでいたけど、最近は体感で寒いと感じるよりも身体の不調をきたす事の方が深刻でこれが老化というものなんだろうと実感している。

 

夫は常々運動しろ、身体を鍛えろと口にするが一朝一夕に変われるものでもない。

 

たしかに運動することはいい事だが、人間好きな事は出来るが嫌いなことをすることほど苦痛なことはない。

 

今年になって夫も高血圧になり、自分の寝室が冬場の朝、かなり冷え込むので血圧にも良くないと思い、それでマンション住み替えに同意したのか、出ていかれると飯炊き女が居なくなると困ると思ったのか分からないが...。

 

周りの人間がどれだけ病気で苦しんでいても知らん顔なのに自分のこととなるとちょっとしたこでも大袈裟にアピールしてくる。

 

これって男性にありがちなんだろうか?

 

それとも幼少期にかまってもらえなかったから自己主張してくるのだろうか?

 

30年以上も前のこともう責任とりようがない。

子供たちには申し訳ないとは思うけど、人生経験も少ない20代後半の自分に結婚相手を見分ける能力などなかった。

 

おかしいなと思っても『モラハラ』なんて言葉当然なかった。

 

昭和時代は亭主関白なんて言葉で片づけられていた。

 

寺内貫太郎一家』なんてドラマあったが、ちゃぶ台ひっくり返し、息子と取っ組み合いの喧嘩をしてもどこか憎めない父親と言うのは家族を思う愛情があったからだと思う。

 

自分以外の人間は家族といえどどうでもいいという夫とは大きな違いがある。

 

今週賃貸マンションの鍵を貰い、翌週ネット回線が繋がればいよいよ私は一人向こうで住むことになる。

 

やっと娘も重い腰を上げ部屋を片付け始めた。

 

一人暮らしのマンションが見つかれば出て行き、夫は一人になる。

 

きっと出来合いのお惣菜で晩ご飯も簡単に済ませるのだろう。

長引けば中性脂肪コレステロール、血糖値も上がるだろうが、二重生活が長引けば経済的に苦しくなる。

 

半年やそこらそんな食事をしたところで大勢に影響ないだろう。夫の身体の。

それに自分を守るためにはうまくことを運ぶ才能があるのできっと身体にいいものをチョイスして粗食が長生きみたいなことになるんだろう。

 

どっちにしろ自分たち夫婦の関係はこんな感じで最後までいくのだろう。

どちらかがあちらの世界にいくまで続くのだろう。

 

振り返れば40代、子供がまだ中学、高校生位の頃夫は職場と家庭のポジションを同じようにとらえ、威張り散らしてた。私の夫に対する憎しみもマックスだった。

 

子供に対しても威圧的、命令的だった。

それが今では子供たちも社会人になり、夫の立場も弱くなり逆に子供にはへつらうような態度だ。

 

あの頃離婚しておけばと思うこともあるが教育費もかかるし、退職金も年金もなくまだまだ生活費もかかる時期の離婚は経済的に無理だった。

 

私が養っていけるだけの仕事でもしていれば別だが。

 

そう考えると今、余命もあの頃より15年くらい少なくなっている。

住宅ローンもない、年金も夫の分は少し貰っている、退職金も出た。

 

後4年すれば少しだが私の年金も貰える。

子供たちも自分で食べていける。

 

自分だけの生活なら小さく暮らせるのではないかと思える。

 

マンションで同居した後の夫次第。

夫は変わるはずないので私がどこまで自分ファーストで夫とのこと切り離して生活出来るかにかかってくるのだと思う。

 

岐路に立つのはこれから。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。