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置かれた場所で咲きたくない

気付いたら還暦過ぎていました。年齢に抗いながら日々前向きに

モラ夫が独断で買ってきたポンコツ車ともうすぐおさらば

今日も寒い一日となった。

 

昨日車のディーラーの人から電話があり10月に契約した車の登録に入るので必要書類を準備しておいて下さいという事だった。

 

今乗っているのは普通車ながら小さい小さいコンパクトカー。

色は真っ赤。

中古車センターで夫が独断で即決で決めてきた車。

 

以前乗っていた車が結構大きかったので家族4人それぞれがぶつけたり事故したりで修理費が100万以上かかった金食い虫の車だった。

 

極めつけは娘が運転し、私が助手席に座っていた時、相手方もいたので大変だった。

 

幸い娘と私に翌日軽いむち打ちの症状があっただけでケガもなかった。

 

正月明けの雪のちらつく日だった。

休日だったので夫に連絡し直ぐきてもらうよう電話したが、マラソンしている夫なら10分もあれば来れるはずなのに中々来ない。

 

後で聞くと電話を切ったあと、風呂掃除をしていたらしい。

 

やはりその頃から非常識な行動をしていたのだ。

 

私なら心配で何をおいてもすぐ駆けつけるのにいつもなら直ぐしない家事をそんな時にするなんて変わり過ぎている。

 

それからも何度かぶつけたり、この事故の後車の調子も良くなかったので買い替えようと提案したが夫は却下。

 

去年の正月に同じ日に夫と私がぶつけてそれでやっと買い替える気になったようだ。

 

偶々職場の人に乗せてもらった車が気に入って同じ車を速攻買ってきた。

 

私が反対すると目の色変えて怒っていた。

 

「変な車は買いたくないからな」その一言で別居の決意が固まったのも事実なので私にとっては良かったのかもしれないが。

 

納車した車は目の剥くような真っ赤。

似合う人ならいいのだが...。

 

オマケに中古だからか寒い時期だったのに暖房の効きが初めから凄く悪かった。

発車するとドラレコはピピピピなるは、色んな警告音が高音で鳴るはでこれこそ変な車だと思って運転するのが苦痛だった。

 

偶々中古車センターに見積もりだけのつもりで出してもらいそのことも忘れていたころによっぽど車が手元に欲しかったからかその中古車センターから以前提示した額より20万位アップした額で売ってほしいと言ってきた。

 

こちらは何も言っていなかったのに。

 

結局中古車センターでは納車が半年先になるので同級生の弟さんが勤める車の販売センターに行って決めてきた。

納車まで今の車を乗っていてもいいという事と新車でも思った以上に割り引いてもらえたのでよかった。

 

色もオーソドックスな白色だし。

 

いつも「あの赤い車?」とか言われるの嫌だった。

 

ナンバープレートの番号も今まではずっと夫が決めていた。番号は結婚記念日だったので今回は私が別の番号に決めた。

 

来月後半には納車出来るそう。

 

考え方を変えれば引っ越しで何度も荷物を運んだのがこのポンコツ車でよかった。

 

夫の色をどこにもつけたくない。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。