いつの間に人生100年時代に突入したのか
今朝は市の乳がん検診に行ってきた。
コートを着ていると暑いくらい。
出掛けると行っても市の保健センターが住んでいるマンションの裏手にあるので歩いて2分程。
この保健センターの中に救急診療もあるので、今では子供も大きくなりお世話になることもなくなったが、子供が小さい時なら便利で助かっただろうなと思う。
きっとこの市は子育てや高齢者にとって暮らしやすい町なんだろうと思う。
今さら遅いけど、まぁこれから自分も高齢者になっていくわけだから暮らしやすい町に移れたことはよかったのだと思う。
母も同じ市内に住んでいるが、高齢者に至れり尽くせり。
父が認知症を患って介護サービスを受け始めたのは15年程前。
その頃はデイサービスも施設も多くはなかった。
父は80歳で亡くなったがその当時、医者から長生きなのは元々の長寿遺伝子と言われた。
その頃の男性の平均寿命は78歳位だっただろうか?
一番親の喪中はがきがよく届いた頃。
70代で亡くなっている人が多かった。
80歳でも90歳でも元気でパワーのある人は沢山いるが、それでも70歳過ぎたらどこかしら悪くて医者通い。
見えない部分、骨とか血管とかは老化が進んでいる。
後期高齢者とはよく名付けたもので75歳位が人生の最後の節目のような気がする。
スキーヤーだった三浦雄一郎さんは高齢になって海外の山に果敢に登山チャレンジされていた。病気をされて歩行のリハビリをされていた様子をテレビで見た。
病気って怖いなと思った。強靭な肉体と共に強い精神力をお持ちだからリハビリにも歯を食いしばって出来るのだろうが。
どんな凄い人でも年には勝てないのだなと思う。植物が朽ちていくように人間も又老化には抗えない。
運動など全くしたこともない、辛うじて自転車に乗れるくらいの運動神経の母が92歳で杖を使うものの自分で歩けているので人間って分からないものだとも思う。
人生の最終段階でどうなるか。
20代後半で結婚したら60年以上も夫婦でいる事になる。
一夫一婦制は人間とおしどりだけだとか。
人間が一夫一婦制なのは性病の危惧があるからという理由だそう。
そもそも同じ相手をずっと愛し続ける事は動物学上不可能だと何かの本で読んだことがある。
テンション高いままの状態がずっと続いたら脳がパンクし、身体が持たないらしい。普通は3年だとか。
それでも別れないのは責任だとか情だとか周囲の環境にほぐされる何かがあったりだとか(例えば孫の誕生、世話)そんなことがあるからだろう。
超高齢夫婦が一緒に居ても老々介護を二人だけでするのは無理がある。
周囲に助けられながらせざるを得ない。
どんなに70代くらいまで一緒に出掛けたり旅行していても老々介護はきついだろう。
ちょっと人生長すぎるからこんなことになるんだろう。
75歳位で人生終えて夫婦も終わっていればいい思い出だけで終わっているのだろうが。
最後までお読みいただきありがとうございました。