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置かれた場所で咲きたくない

気付いたら還暦過ぎていました。年齢に抗いながら日々前向きに

自分名義の口座を開設にいく

朝9時にすること、証券会社の登録している銘柄をリアルタイムでネットで見る。

 

下がったところで買い、と思って買うとどんどん下がる、これが私のいつものパターン。

そこで夫の証券口座を見て同じ銘柄を買うことにした。

 

勤務中と思われる時間にも売買しているようだ。

私の所持金ではとても買えない銘柄はパスして余剰金から今日は買えそうな銘柄を買ってみた。

 

優良銘柄なので大きく下がることはないだろうと思って。

 

午後にはどんどん下がってきてやはり私はどうも買うタイミングが悪いようだ。

夫より安く買えていたがしばらくして夫の口座を見るとナンピン買いして平均単価を下げていた。

 

この辺りがすばしっこい。

 

気を取り直して地道に元本保証のある定期預金に預け替えるため電車に乗って街へ出かけた。

家の売却金が普通預金に入ったままだったので微々たるものだが、少しでも利率のマシな定期預金に預け替え。

 

今後何があるか分からない、マネハラされたらどうしようもないので出来るだけ自分名義の口座を増やしておこうと思っている。

 

夫とは穏便な状況を作ってお金のことには必要最低限しか触れさせないように

「今は銀行も本人じゃないと口座開設しにくいから」とか言って何食わぬ顔をしておこう。

 

3年にしても5年にしてもさほど利率は変わらないので3年にした。

 

近々に一人で住める賃貸を探して2,3年後には中古マンションが買えたらいいなと思っている。

 

親が存命の間は今の住まいで近くに居てあげようと思うが、その先は終の棲家になるのでじっくり考えて年を取ると子供の傍がいいかなと思えてきた。

 

その時娘が何処に住んでいるか結婚しているかによって私の身の振り方も変わってくる。

 

基本、子供や他の人に頼る気はないが、遠いよりは行き来しやすい方がお互いに合理的だと思う。

 

普通にここで夫と暮らしていたら別居や離婚のこと、忘れそうになる時もある。

 

でも別れたい一番の理由は子供が夫が家にいると帰ってこないこと。

それは一緒に暮らしてきた間に子供たちが夫から受けてきたハラスメントの証だと思う。

 

いい人間を嫌いになることはない、だから嫌いという理由で離婚するという事は否定されるものではないと本に書いてあった。

 

子供とべったりでなくても偶にあって唯一家族と思いたい。

 

そのためには夫は必要ない。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。