://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js">

置かれた場所で咲きたくない

気付いたら還暦過ぎていました。年齢に抗いながら日々前向きに

中高年の一人暮らしは増えている?

仕事が休みなので家賃の振り込みに銀行を梯子し、その後2駅向こうの駅数分の所の中古マンションが売りに出ていたので外観だけ見てきた。

 

銀行からは自転車で15分くらい。

 

マンションの外観は普通だが、周囲の環境が良くない。

すぐ目の前が金属製品を扱う工場、独特の臭いと音。

 

反対側は昭和時代の古い長屋。丁度バキュームカーが来ていた。

まだ水洗トイレではないのか昭和の子供の頃の風景に懐かしさを覚えるというか何とも。

 

いつまでも賃貸マンションに夫を住ませておくわけにもいかず、かといって早急に中古マンションを買うのもためらう。

 

やはり相場の半額以下のマンションは訳ありだった。

 

2人で一緒に暮らせるなら何も問題はないのだが、半年再同居しただけで私の体調不良が再発した。

 

耳鳴りなど不定愁訴は本人にしか分からない辛さがある。

 

あそこまで虐め続けなければこうなることはなかったのに、普通に暮らせないのがこの手の夫の難しいところ。

 

これを人に話したところで到底理解されるはずもないので別居のことも言わないようにしている。

 

夕方ドアチャイムがなったのでモニターを見ると夫だった。

 

午後から年休を取っていたらしい。

 

ジョギングするのに鍵が邪魔だから郵便ポストに入れたがオートロックなので取れないので合鍵を借りにきたのだった。

 

玄関先で大きな声で話し、中へ入ると汗臭くて吐きそうになるし、やはり生理的にも無理だなと思った瞬間だった。

 

卒婚、別居、経済的に許されるならお互いのためにはいい選択ではないかと思う。

 

先日の飲み会でもほぼ全員一人になりたい、或いは一人暮らしの人だったし。

世間で言われるように65歳以上の5人に1人が一人暮らしというのは当てはまっているかも。

 

今のマンションの隣人も50代位の男性一人暮らしだ。単身赴任ではなさそうな感じ。

シングルの女友達もお隣は同じ位の年齢の男性一人暮らしで一度も結婚していないとか。

 

そう考えると私たちが子供の頃には考えられなかった中高年の一人暮らしが珍しくなくなってきているようだ。

 

これで家の値段が下がったり、高齢者にも住まいが借りやすくなったらもっと単身世帯が増えるかもしれない。

 

生活するのに便利な所に住めば食に困る事もないし、一人の方が気楽だと考える人も結構いるのではないか?

 

今はゼッチマンションなど環境を考慮したマンションが売り出されているようだが、これから先又別の視点から一人暮らしでもある程度のコミュニティが取れるようなマンションの計画が進めばいいな。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。