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置かれた場所で咲きたくない

気付いたら還暦過ぎていました。年齢に抗いながら日々前向きに

母と話しているとモヤモヤする

湿度は高いものの曇りがちだったのでひところに比べたら外へ出るのもためらわなくなってきた。

 

バイトを終えてスマホを見たら母からのラインがきていた。

 

歯医者通院の件でどうやら前回数カ月前に一旦治療が過ぎ、その時に数か月後の予約も取っていたが、それが9月初めでとっくに過ぎていた。

私もすっかり忘れていた。

 

それで次は姉に10月に入ってから付き添ってもらうので予約が取れたという話。

 

つい電話してしまい、何気ない話から子供たちの話になり、うちの息子が遠方に住んでいるので今は元気だが病気になった時離れた所では不安だろうと言う。

 

それは私もいつもその思いは強い。

でもそれはあくまで親の希望であって親が30近い息子に転職を勧めたり出来るわけがない。

 

もし親の言うとおりにしてうまくいかなかった場合責任が取れるのかといいたい。

 

貴方はいままで私たち姉妹を自分の思う様に操って、住む所まで紹介し、それが親から離れた場所でとんでもないとんちんかんなことしてきたのに未だ気が付かないのだろうか。

 

子供なら親のいうこと聞いて当たり前という考えや自分の思い通りにしたいという潜在感が潜んでいる。昭和1桁生まれの人間の典型。

 

今は令和なのだ。

 

じゃあ、どうしろというのだと母には言いたい。

 

言ったところでどうしようもない話をしないでほしい。

 

通院の度、悪いなとか子供に迷惑かけたくないとか言っているが、老いては子に従えということが90過ぎても出来なくてしきりに指示してきたり細かいことを言ってきたりする。

 

もうチマチマ生きるのたくさん。

 

実家の近くに越してきてよかったかと思ったが、姉には母のことアテにされるし、近ければ近いで色々出てくる。

 

いっそのこと夫と我慢して同居して息子の近くに小さな住まいを持てないかななんて思ってしまう。

 

結婚して35年ろくに働きもせず、ほぼ専業主婦で母や姉と電話でくだらない話して無駄に時間を潰してきた自分が悪いのだけど、働いている主婦に比べて何も残っていない。

 

夫の稼ぎでやっていけたり、土地柄主婦の働く場が少なかったというのも一因であるが。

 

今だって一人暮らしで時間はたっぷりある自由人なのに何をするわけでもない。

 

母と話してモヤモヤした思い抱えるなら当分電話もしないでおこうと思う。

 

住む場所が問題だ。

 

今住んでいるA市、娘の住むB区、息子の住むC県での通い生活。

3択だが問題はお金。

 

経済的に余裕があれば選択肢は沢山あるというのはこのこと。

 

40代で離婚して貯金が500万くらいしかない女性の相談記事が出ていたが、よく読めば最近亡くなった母親の遺産が500万、父親が亡くなったら更に500万、実家は持ち家で相続出来るので定年になっても2000万以上の資産が残る計算だとFPの人が回答していた。

 

そういうことか、それなら何とかなるわなと思わず呟いた。

 

うちの親ときたら財産も家も無しだから。

だからこんな夫でも我慢しなければいけないのだ。

 

お金はないけど健康な身体を与えてくださったのだな、神様は。

まだ特定健診するとか言ってたし。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

母の通院付き添いのはずが

母の通院とそれに合わせて特定健診の付き添いに9時に家を出て実家に立ち寄り病院へ。

受付で待っていると看護師さんが来て健診の受診票が昨年度の分で使えないという。

 

慌てて探したのか母、看護師さんに言い訳していたけど使えない物は使えない。

いつもの薬だけ貰って偶々先生も体調不良ということで診察せずに帰ってきた。

 

次はコロナとインフルのワクチン同時接種、やれやれだ。

 

後で母に聞いたら健診で何かあったらどうしようと少し不安だったよう。

90過ぎて健診必要?と思ってしまう私は冷たい娘なのか?

 

何か見つかったところでどう治療するというのか。

 

待合室でも看護師さんが殆どの患者さんに耳の横で話しかけていた。

 

少し前までは見かけなかった光景だ。

このまま超超高齢化が進んだらこの国一体どうなるのだろう?

 

少子化といっても周りでは孫ラッシュで子供の友達も流石に若いから妊娠しやすいのか2人目の子供が出来た子もぼちぼち。

 

私たちの時代とそう変わらない気がするのだが。

 

未婚の割合が増えているのかもしれない。

 

たしかに晩婚化は進んでいると思う。

 

早いか遅いかどちらか。

 

うちの子供二人も未婚だし、姪っ子二人も。夫の姪っ子も35歳で結婚する。

 

その私の姪っ子が婚活でどうやら結婚までいくのではないかという話を母から聞いた。

粘り強く婚活した甲斐があったのかもしれない。

 

40歳目前にしてよかったと思う。

 

職業は会社員だが、業種が何と自分が嫌いだと言って話もしない父親と同じ。

学校もいいところ出ているのではと母が言っていた。

 

そこも自分の父親と同じ。

 

やはりどうしてもそういうところで見てしまうのかなぁ。

学歴、職業、年収申し分なしでも自分の父親のように早期退職して途中で家族捨てて出ていってしまうのを見ていてもやはり自分の結婚となると外せない条件なのかもしれない。

 

人生長いのでこの年になって思うのは条件で選んでそれがなくなった時人間性がちゃんと残ればいいのだが、会社だっていつどうなるか分からないし、結婚生活なんてアクシデントの連続だと思う。

 

そこを一緒にどう乗り越えていってくれるか支え合える相手かどうかが一番大事だと思う。

結婚て生活そのものだから些細な事だけどよく動いてくれる人が一番だと思う。

 

妻の不満の種はそこにあることが多い。

 

よく動いてくれるということは結局相手を気遣ってくれるということだから。

分からなかったなぁ、20代では。

 

何はともあれ結婚となればおめでたい話だ。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

全国的に地価が高騰

今日は曇りがちながら湿度が高く、早朝バイトは7時からの学生バイトの人が休みで荷下ろし、仕分けから始めたので汗だくになった。

 

その学生バイトの人も今月一杯で辞めるらしく、上司からそれを聞かされ、出来るものは出して残った分はバックヤードに戻し、棚が空いている所は段ボールに入っている分も開けるように言われた。

 

そう言われるとついいつもよりスピードアップしてしまい、帰る頃には足腰にきたという感じで疲れた。

 

昨日からニュースで言っていたが、コロナからの経済回復で地価が上がっているらしい。

インバウンド効果や半導体の工場建設した土地でも田舎なのに爆上がり

だそう。

 

きっと何もない時はかなり不便な日本の田舎の風景のある町だったのだろう。

何がどうなるか分からない。

 

2年前に夫と分譲マンションを内見しに行ったが、この年でかなりの持ち出しをしなければならないのは二の足を踏み、いきなり買うよりも一旦その町で賃貸に入ってから様子を見て買おうということになった。

 

といってもこれは私が前々から考えていたことで夫に考えなんてあるはずもない。

それなのに私の言うことにやみくもに反対してきただけ。

 

2年前からマンション価格下がるどころか上がる一方だ。

 

金利が上がるとかどうとか言っているが、それよりも土地の価格の方が上がっていっては益々買えなくなる。

 

それも別居したいという希望を持っているとなると無茶苦茶な話なのかな。

 

 

今日もネットで中古マンションの物件を見たがやはり高い。

娘の住んでいる区は私が今住んでいる所より又もう一段上がっている。

 

築20年位でもリフォームしていたら新築と変わらない位中は綺麗だ。

憧れるけど、何を取って何を落とすかだ。

 

予算は限られているのだからそんな美しさをどうとか悠長なことは言ってられない。

 

夫と離れたい、今年に入ってからの日記を読み返しても夫と再同居して体調が悪くなった。

それに最近は夫が同じ事ばかり言ったり、他の人のことも前日はあの人、嘘をついたとか言っていたのに翌日には自分はそんなことを言っていないとか。

 

ホントに覚えていないのかクレージーなのか。

 

とにかく町の様子も知りたいので一度内見のアポを取ってみようと思う。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

次の住まい、町、そして希望

今日も朝から汗だくになってバイト。

肉体労働ではあっても特に難しいことをしているわけではなく、目と手と足があれば出来る仕事。

 

色々考え事をしながら作業している。

 

今回の別居は5年や10年考えて行動を起こしたわけではない、結婚当初からそう、35年前から何かおかしいと思い続けいつか離れようと思い、専業主婦ではあったけど、周りのママ友と比べても一番早くからパートに出た。

 

それはいつかのために貯えを持っていたかったから。

 

今から思えばもっときちんと別居の軍資金を貯めておけばよかったと思うが。

生活に困窮して働きに出るわけでもなく、外へ働きに出たって夫の協力が得られるわけでもないので主に自分費に使ってしまっていたこともある。

 

それでも虚弱体質の私が電車とバスを乗り継いで1時間半近くかけて通勤し、風邪で首が回らなくなったり、吐き気と下痢で薬を飲みながら休まず通い、帰宅後はフラフラになって子供の送迎や料理も一人でやってきたこと、思い返すとあんなしんどい思いしなければいかなかったのは『いつか』の時のため。

 

最後まで二人で添い遂げようと思うならそこまでしんどいこと我慢する必要もなかったのだからと思う。

 

あんなに身体が辛い思いをしてきたんだからその目的は達成出来る時期になってそれを実行することはこの時のためと思えてきた。

 

夫が朝から

「昨日は色々食べ物ありがとう」とラインしてきていた。

 

これだけ読むと何と素直なと思われるだろうが、今さら遅いし何か又突発的な出来事があるとぱにくったりキレたりするのだろう。

 

人間60年以上生きてきてそう簡単に変わるはずもない。

 

現に3連休あって何か料理したかを聞いたらしていないと言っていた。

もし又二人で住むことになったら、仕事を辞めた夫の食事の世話は全部私任せにするということだ。

 

夫が完全在宅になるまで3年を切った。

 

このマンションも築30年でさすがにずっと賃貸のこのマンションに住むのもどうかと思うし夫のマンションはそれ以上にいつまでもってわけにはいかない。

 

この町は結婚するまで住んでいた町だし便利だが将来的にはずっと住むかどうか最近迷い初めている。

 

というのも娘が一人暮らしをしている今の場所は娘がとても気に入っていて、彼女自身この数年で又環境が変わるかもしれないが年老いて子供の傍に住むのが一番かなと思えてきたりしている。

 

それに娘の住んでいる所は私も全然馴染みがなかったが、最近情報番組でもよく取りあがられている。

今は便利なことにyoutubeでその町の様子も見れるので朝出勤前に見ていると、政令指定都市でありながら、昔ながらの商店街や住宅街があったり、古い長屋をカフェに改造していたりちょっとおしゃれなのでこれから人気が出てくるのではないかと思えてきた。

 

テレビなどの情報の広がりは早いので又土地価格も高騰するかも。

 

大都市へ行くにも電車1本で行けるし。

 

今私が住んでいる所は人情のある町ではあるが、いかにも○○のおばちゃん感があり、おしゃれ感はゼロ。

 

引っ越したらそんなおしゃれなカフェに行く相手もいないのだが。

 

昨日の新聞だったか、久田恵さんが一人暮らしになって地方のシェアハウスのような所へ引っ越したが数年住んで又東京に戻って一人暮らしもいいかなと書かれていた。

 

やっぱり便利な所でバリバリ仕事してきた人にとって田舎は退屈だったのかな、都会で1人自由に住む方が合っていると思ったのだろうか?

 

75歳でも住処を変えるバイタリティ、最近ではそんな人も多いと思う。

 

そう考えると60歳過ぎなんてまだまだ。

 

新しい環境、新しい街不安もあるがワクワクする。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

3連休最後の日

今日も夏の様に暑い。敬老の日ということも忘れていた。

 

夫が登山に行くので車を取りにマンションへ来た。

 

簡単な夕食を作って惣菜を持たせた。

帰ってきたのは2時頃。

 

テレビを見ていてどうにもこうにも眠くなってソファでウトウトしていたが又クーラーの風に当たって風邪でも引いたら大変なのでベッドへ移動。

 

寝ようかと思ったとたんドアの開く音。帰ってきた。

仕方なく起き出した。

 

でも10分も経たないうち洗濯しなければいけないからと帰って行った。

 

その後はもう眠気が覚めたし、少し日が落ちるのを待って又スーパーへ。

 

服を見たり雑貨を見たり運動不足解消には丁度いい。

 

家族といると忙し過ぎてしんどくなって一人になりたいと思い、一人になったらなったで時間を持て余し退屈してしまう、人間て勝手なものだなと思う。

 

私の場合特にはりあいがなくなると途端にやる気が失せてしまい、考える時間だけが増えていく。

 

きっと私位の年齢は親との別れがあっても新しい家族が一人、二人と増えていく年齢なんだろう。

 

それを一緒に協力してやってくれるパートナーならいいのだろうが、子供が結婚したとしても物理的な協力はもちろん、相手や相手の家族とのコミュニケーションも取れず、私任せだったりちぐはぐな感じで恥ずかしい思いもするだろう。

 

何でもこっち任せにして余計なストレスが溜まるだけだろうからこれで丁度よかったのだ。

孫やこどもの家族と団らんするのは楽しいだろうが、それを望むことは自分の結婚からやり直して相手を変えることだからそれは無理なのでそう、これでいいのだ。

 

1人にしか出来ないこと、一人の気楽さと優雅さを味わう。

 

今の早朝バイトでは壁と一体化するような色の作業着のような服を着て髪をひっつめているので人間職業のカラーがその人に表れるので気をつけようと思う。

 

つい、そこまで買い物くらいでは地味な格好で出歩いてしまうが、ちょっとしたお出かけにはなるべく原色やパッと目を引く柄物の派手な服装で出かけたい。

 

別の自分になるため。

 

でもそういう服は値段の高低で品物に差が出るのだ。同じ赤でも高いのと安物では見た目が全然違う。

 

定価ではとても買えないので、メルカリをくまなくチェック。

来週飲み会に誘われているので、ブランドのブラウスを買ってみた。

 

早速届いて着てみるとデザインはとても気に入ったのだが、Sサイズでいいと思ったら腕の辺りがきつく、脱ぐのに一苦労。

 

これは1回着て洗濯して又出店しよう。

 

節約しながら買い物もして人生楽しもう。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

夫と居酒屋へ

昨日は無性に焼き鳥が食べたくなったのと土曜日のバイトはいつもに増して肉体労働で疲れていたので晩ご飯を作る気もなく、フラフラその辺出かけたりして一旦家に帰り又ゴロゴロ。

 

丁度夫からラインで日曜日車使うか聞いてきたので道の駅に行くつもりと返信。

 

昨日の晩ごはんに焼き鳥屋に誘った。

 

早い時間だったので予約しなくても大丈夫とは思ったが夫と二人でいるところを知っている人に見られるのも嫌だし6時に予約した。

 

夫は歩きで私は自転車で合流。

私が指示した服を着てきたしさほどやつれてもいなかったのでまだマシだった。

 

店で飲むビールは美味しい。

おつまみや焼き鳥を食べ、ビールをお代わり。

お腹一杯になってここまででまだ40分位経過しただけ。

 

先日の友達3人で同じ居酒屋で女子会した時はあっと言う間に3時間くらい経っていたし、料理ももっと美味しく感じた。

 

夫は又株の話を饒舌にしだした。

夫がドリンクをもう1杯お代わりしたが、下戸なほうなので中々進まない。

早く帰りたいと思い始めてしまいには

「早く飲んだら」と言う始末。

 

約1時間で夫との夕食会は終了。

まぁ夫婦ってこんなもんだろう。

間が持たないというのはよく聞く話。

 

違うのは西と東と夫婦が別々の方向に帰ること。

 

別れてスーパーでハーゲンダッツを久しぶりに買って家で1人で食べる。

 

やっぱりこの時間が幸せだ。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

老後は不確定要素だらけ

今日も暑い。

 

土曜日も早朝バイト。

同じ時期に入ったバイトの人が朝一緒に現場へ行くとき、先輩従業員が私たちの事を何やら言っているらしい。

 

短い時間だったので詳しくは聞けなかったが、シフトがどうやらとか聞こえよがしに言うそうだ。

 

たしかにそんなことはあったかも。

特に一人は言い方がきついので最初はちょっと凹んだ。

 

まぁそれが顔に出ているのでそんな人なのだと思っているし、同僚も同じことを言われて自分ががさつで私が落ち着いているようなので自分だけが言われていると思っていたらしい。

 

全く私も自分と立場を変えて同じことを思っていたので安心した。

 

彼女曰く、若い子には優しいと。

 

仕事内容は好きな方だが何となく職場の雰囲気は悪い。

 

たった2時間だし、近いしここを辞めたらもうないと思うので有難いと思うことにしている。

 

とにかく後2年位でお金を貯めたい。

毎日電卓片手に何か計算をしている。

 

結婚して転勤族であちこち引っ越し、やっと地元に戻り家を買ったところが郷里の隣県。

車で1時間もかからないのに交通も不便で封建的で店もなく、私には合わなかった。

ずっと夫には引っ越したい、マンションへの住み替えを訴えてきたけど聞く耳持たず。

 

「いやだ」の一点張り。

 

娘も一緒になって言ってくれたこともあったが、娘にさえ言語道断と言っていた。

 

その夫が私が家を出ると言うと手のひら返したように住み替えに同意し、こっちへ引っ越してきてからはあの店がどうだとか、○○山までこの道を通ったとか、マンションの目の前で有名な盆踊りをしているとか話してくる。

 

そもそも家を買う時から戸建てとマンションで意見が対立。

 

前の戸建ては母がチラシを見て姉と私に勧めてきた物件。

姉は結婚後、実家から1つ向こうの隣町に住んで育児のサポートをずっとしてもらっていた。

 

賃貸マンションが手狭になり、下の子が生まれて実家から少し離れた所に家を買った。

そこも隣県だったが、同じJR沿線だったので車を運転出来ない母も行きやすかった。

 

ところが、買い替える時母が勧めてきた物件はニュータウンだが、車がないと行きにくい場所だった。母は電車を乗り換えバスに乗って来てくれたこともあった。

 

同じ時期私も社宅を出ようと思っていたのでそのニュータウンに住むことにした。

姉の所は注文住宅、うちは建売だった。

 

後々に姉が母に向かって

「娘をわざわざ更に遠い所に住むことを勧めるなんて。普通は親の近くに住まわせるものだ」とよく言っていた。

 

私は結婚後新幹線や飛行機でないと帰省できないような所に住んできたので車で1時間かからない所ならさほど遠いとは思わず姉の言っている意味もあまり分からなかった。

 

しかし、親も子も年をとるにつれ、少しでも近い方がいいと思う様になった。

それに同級生たちは自分の子供が結婚する時、近くに住むようにと言ってきて孫の世話など行き来している人が多い。

 

子供が小さい時はサポートし、親が年老いてきたら助けてもらう。

今は大丈夫でも事務的な事は何れ出来なくなる場合もあると思う。

 

そう考えたら住む所はホントに大事で前の家に25年も住んでカゴの鳥のように出させてもらえなかったこと、母の仕切りたがるわりにとんちんかんなおしつけが今になって無性に腹が立ってくる。

 

うちの子供も私もあの四半世紀を返してほしいくらい、つまらない時間だった。

 

この先どこで住むか決まらない。

この2,3年で娘が結婚したら娘が今住んでいるA市にいるとも限らないだろうし、A市は娘も私も初めて訪れる土地だったが割といいなと思っている。

 

何十年ぶりかに郷里に戻って知らない事ばかり、ネットで調べると街歩きのツアーのようなのがあるらしい。

 

ボランティアガイドがついて少人数で歩くという。

方向音痴な私にはいいかなと思う。

 

昼食後の2,3時間位なので思い切って一人参加してみようかなと思っている。

 

町の様子が分ったり、その土地にずっと住んでいるマイスターのボランティアの人に色々聞けるかなとも思う。

 

家を買って子供を育てあげ独立して孫を見てずっとその土地で住み続けられたら幸せだったんだろうけど、夫婦は別居、住む所は未定、この年になってどれだけ未確定要素が多いんだろうとちょっと自分でも呆れる。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。