次の住まい、町、そして希望
今日も朝から汗だくになってバイト。
肉体労働ではあっても特に難しいことをしているわけではなく、目と手と足があれば出来る仕事。
色々考え事をしながら作業している。
今回の別居は5年や10年考えて行動を起こしたわけではない、結婚当初からそう、35年前から何かおかしいと思い続けいつか離れようと思い、専業主婦ではあったけど、周りのママ友と比べても一番早くからパートに出た。
それはいつかのために貯えを持っていたかったから。
今から思えばもっときちんと別居の軍資金を貯めておけばよかったと思うが。
生活に困窮して働きに出るわけでもなく、外へ働きに出たって夫の協力が得られるわけでもないので主に自分費に使ってしまっていたこともある。
それでも虚弱体質の私が電車とバスを乗り継いで1時間半近くかけて通勤し、風邪で首が回らなくなったり、吐き気と下痢で薬を飲みながら休まず通い、帰宅後はフラフラになって子供の送迎や料理も一人でやってきたこと、思い返すとあんなしんどい思いしなければいかなかったのは『いつか』の時のため。
最後まで二人で添い遂げようと思うならそこまでしんどいこと我慢する必要もなかったのだからと思う。
あんなに身体が辛い思いをしてきたんだからその目的は達成出来る時期になってそれを実行することはこの時のためと思えてきた。
夫が朝から
「昨日は色々食べ物ありがとう」とラインしてきていた。
これだけ読むと何と素直なと思われるだろうが、今さら遅いし何か又突発的な出来事があるとぱにくったりキレたりするのだろう。
人間60年以上生きてきてそう簡単に変わるはずもない。
現に3連休あって何か料理したかを聞いたらしていないと言っていた。
もし又二人で住むことになったら、仕事を辞めた夫の食事の世話は全部私任せにするということだ。
夫が完全在宅になるまで3年を切った。
このマンションも築30年でさすがにずっと賃貸のこのマンションに住むのもどうかと思うし夫のマンションはそれ以上にいつまでもってわけにはいかない。
この町は結婚するまで住んでいた町だし便利だが将来的にはずっと住むかどうか最近迷い初めている。
というのも娘が一人暮らしをしている今の場所は娘がとても気に入っていて、彼女自身この数年で又環境が変わるかもしれないが年老いて子供の傍に住むのが一番かなと思えてきたりしている。
それに娘の住んでいる所は私も全然馴染みがなかったが、最近情報番組でもよく取りあがられている。
今は便利なことにyoutubeでその町の様子も見れるので朝出勤前に見ていると、政令指定都市でありながら、昔ながらの商店街や住宅街があったり、古い長屋をカフェに改造していたりちょっとおしゃれなのでこれから人気が出てくるのではないかと思えてきた。
テレビなどの情報の広がりは早いので又土地価格も高騰するかも。
大都市へ行くにも電車1本で行けるし。
今私が住んでいる所は人情のある町ではあるが、いかにも○○のおばちゃん感があり、おしゃれ感はゼロ。
引っ越したらそんなおしゃれなカフェに行く相手もいないのだが。
昨日の新聞だったか、久田恵さんが一人暮らしになって地方のシェアハウスのような所へ引っ越したが数年住んで又東京に戻って一人暮らしもいいかなと書かれていた。
やっぱり便利な所でバリバリ仕事してきた人にとって田舎は退屈だったのかな、都会で1人自由に住む方が合っていると思ったのだろうか?
75歳でも住処を変えるバイタリティ、最近ではそんな人も多いと思う。
そう考えると60歳過ぎなんてまだまだ。
新しい環境、新しい街不安もあるがワクワクする。
最後までお読みいただきありがとうございました。