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置かれた場所で咲きたくない

気付いたら還暦過ぎていました。年齢に抗いながら日々前向きに

桜はほぼ満開

朝からどんよりした空で少し肌寒い。

 

コロナ太りでお腹ばかりがどんどん出てきてまるっきり中高年の体型に鏡を見てはウンザリする。

 

真冬の間することがないので食べてばかりいたツケが今頃表れている。

 

ちょっと間食を減らして食事も気を付けてちょこっと運動しよう。

 

歩くのはあまり好きではないけど近くの大きな公園もきっと桜が綺麗に咲いているだろうし、10分程で行けるのでその公園に出向いた。

 

桜のトンネルはほぼ満開。

人も結構いた。

 

平日なので中高年が多い。

 

春休みなので家族連れも。

 

思い返せばうちの子供が小さい頃あまり家族でこの公園に来る事はなかったなぁ。

 

ちょっとしたことで夫はすぐ怒り、声を荒げることが多かったから折角の綺麗な花も美味しいお弁当も台無しになってしまうから。

 

小さい小さい子供の心を傷つけてきたのだと思うとこの年になったせいか申し訳なくて仕方ない。

 

妄想でもいいから子育てをやり直したい。

 

目の前の出来事だけにとらわれて子供にとって一体何が一番大事なのか考えもしなかった親。

生まれてきた時はどの子も同じようなのに。

 

育て方によってこんなに変わるものなのかと。

 

出来れば自分の子供には私たちと逆の子育てをしてほしい。真逆の家庭を作ってほしい。

困った時こそ支え合い、どんな小さなことも話し合える笑いの絶えない家庭。

理想的だなぁ。

 

夫が父親を早く亡くし、母親は仕事が忙しく放っておかれたので一人が大嫌いな夫。自己愛が強く家庭というものをしらない。

 

うちの子供も思春期から両親の不仲で家庭で自分の思いを話すことも笑いもない家庭だったので自分も又結婚したらどう家庭を作っていけばいいか分からないだろう。

 

私があっけらかんとして馬鹿になれば丸くおさまったのだろうか?

 

離婚した家庭でも子供たちが結婚して孫が出来て..っていう家庭は羨ましい。

女手一つで苦労して逃げずにやってきたから子供たちもその姿を見ていたからかな。

 

取り敢えずは60過ぎても健康で動ける、今あることに感謝してないものばかりに目を向けても仕方ない。

 

たとえ僅かな期間でもずっとずっと夫と離れて暮らしたいと思い続けてきたことがもうすぐ実現する。

 

もう子供を育てるわけでもないし、周りを気にする必要もない、ホントに無理だと分かったら離れたっていい。

 

余生が1年1年減っていくことで老後資金に不安がないわけではないけれど40代、50代みたいに貯めていかなければいけないという切迫感もなくなった。

 

自分たちが普通に食べて暮らしていければそれでいいかと思うようになった。

年を重ねてよかったことのひとつ。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。