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置かれた場所で咲きたくない

気付いたら還暦過ぎていました。年齢に抗いながら日々前向きに

モラ爺

今日夫は3回目のワクチン接種で昼から休み。

 

賃貸マンションのネット関係の工事の事で電話があり、月々の支払いはクレカがポイント貯まるのでお得だと言う。

マンションの契約が夫になっているので夫名義のクレカがいいとか。

 

そのことを夫に話すとJCOMというのがどうも気に食わなかった様で

「JCOM?」と顔をしかめて聞き返した。

 

ほぼマンションに住んだことないので戸建ての感覚で自分で会社を選べるとでも思っていたのだろうか?

 

まさかいくら何でもと思うが常識外れな所があり、それを私が指摘すると私にだけは大口叩く、他人ならへつらう。

女々しい男だ。

 

今日の言い方も娘が就職の内定をやっともらえた時、自分が再就職で苦労した業界と同じ業種だったので

「○○業は絶対ダメ!」と言って今日と同じように顔をしかめていたのを思い出した。

しかし、娘は今の仕事が合っているのかもう勤続8年目で転職する気もないようだ。

 

「もうクレカの話はなかったことに、別に口座引き落としでも大丈夫なので」と言って

買い物に出かけた。

 

少しでも二重にお金を使いたくないのか今の家の分を解約してからとか思ってたふしがある。

一旦は私が先に出て落ち着いてからでないと一度にこれだけの荷物出せないことを言ったが、どうしても腑に落ちないのかJCOMは何と何に使えるかとか又しつこいチェックが始まった。

 

パソコン使うなとでも言いたげだった。

時代錯誤も甚だしい。

 

何故こんなに目の前に起こった不意の出来事にさらっと対処できないんだろう。

 

数年前も息子が遠方に就職した時夫の会社で息子の健康保険証も書き換えで必要だったらしく、息子はその日丁度引っ越し直後で疲れていたのにすごい勢いで夫から電話があり、直ぐにその健康保険証を送れと言われたらしい。

 

息子は歩いて1時間近く慣れない土地の郵便局を探してへとへとになったとか後で聞いた。

会社に事情を話して少し待ってもらうことも出来たはずなのに。

 

相手の事を思いやれない。器が小さい。すぐにパニックになるのだから一家の長として頼りになるはずもない。

 

社長を1年で解任されたのも頷ける。

 

買い物に出て少し気分が落ち着いた頃、近くで男の人の大きな声。

「何で離れるんや!」と奥さんに向かって叫んでいる。御年70過ぎ位だろうか。

すぐ前で奥さんは

「くっついてたけど....」何とかかんとかで困り顔。

 

横を通った時、その男性の顔を見ると神経質そうな眼光に鋭さがあり、顔に福々しさのないいかにも嫌われそうな顔をしていた。

奥さんも男性も身なりはこ綺麗だったので現役の頃は立派な肩書があって威張りちらしていたのかもしれない。

 

数分後売り場を移動した二人。

奥さんはこの夫が選んでいる間ぴたっと横で待っていた。

 

丸で女中のように。

 

こんな爺さんに若い人たちの収めた国税を年金としてたっぷり持っていかれるなんて。

とんでもないモラハラじじいだ。

 

いくら何でも外で大声張り上げるほどではないうちのモラ夫。

 

まだマシか...なんて最低レベルの爺さんと比べて安心してしまうのだった。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。