://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js">

置かれた場所で咲きたくない

気付いたら還暦過ぎていました。年齢に抗いながら日々前向きに

写真の整理

桜も開花宣言が過ぎ、うちの近くの公園では一気に5分位開いている気がした。

 

この1年あっという間だった。

季節の変わり目もあるのか今朝は何だか胃腸の調子が悪い。

 

もうこんなものかなとは思うけど、出掛ける前や人と会う前は何となく気が重い。

明日は女子3人でラウンド。

 

楽しみではあるけど、一度ラウンド中腹痛で大変な思いをして途中でクラブハウスへ戻ってもらった経験をしてからトラウマになっている。

 

明日は自分で運転していくので万一調子悪くても一人帰る事が出来るので幾分気が楽。

ゴルフは単独プレーでありながら一人抜けるとキャンセル料がかかったり結構私みたいにとびきり元気ではない人間にはプレッシャーがかかるスポーツ。

 

ずっと引っ越し作業をしなければいけないと思いつつ若い時のように一気には出来ない。

体力はもちろん気力、特に集中力もなくなってきた。

 

どこから手をつけていいのか分からない。

 

先ずは私が一人暮らしする際に使うもの、台所用品、洗面所やお風呂で使う物、下着や衣類だがそれらはまだギリギリまで使うし...て思うとそれも後回しに。

 

特に急ぐ必要はないのだが、あまりにも多過ぎる写真の整理をすることにした。

私が子供の頃の写真を母が枚数を減らして渡してくれたので60年前からの写真になる。

結婚式、新婚旅行、子供の小さい頃の写真は凄い数で前々からシュレッダーをかける作業はしていた。

 

写真を裁断することによって夫のことも遮断されるような錯覚を起こしたのか、その作業は爽快だった。

 

捨てられないのは子供が小さい頃の写真。

特に息子が幼稚園から小学校低学年くらいまでの写真、枚数を制限するのが難しかった。

 

あどけない笑顔。

どの顔も屈託なく笑っている、時におどけたり、小さく映っている写真も一度廃棄しかけて又戻すの繰り返し。

 

小学校の入学式では父親と手を繋いでいる。

 

それが20年後、父親の事は悪い思い出しか残ってなく、当然帰ってきても話すこともない。

今になって息子から聞いた話では

「○○高校でないと許さない」

「○○(スポーツ)でないと許さない」

ひっ算で躓くと

「低空飛行」

と言われてきたそうだ。

 

娘は割と言われたことも直ぐ忘れるが、息子は私と似て繊細だ。

 

こんな笑顔だったのに今は覇気もないし、親を見てるから結婚もしないと言う。

 

こっちへ帰ってきても空気が重苦しいのでもう帰っても来ないだろう。

 

この笑顔を曇らせた責任は大きい。

あどけない顔の写真を見ていると辛くなるばかり。

 

子育てはむずかしい。

今ならもう少しゆとりの心で育てられるかもしれない。

 

自分の気持ちを優先し過ぎて子供たちがどんな影響を受けるか考えもしなかった。

 

夫婦が不仲でいる、そんな状況で育つ位なら別れた方がいいのだと思う。

 

夫と向き合うこともせず、経済的なことで別れることも出来ない自分の責任。

 

やっぱり私は結婚に向いてないのだとつくづく思う。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。