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置かれた場所で咲きたくない

気付いたら還暦過ぎていました。年齢に抗いながら日々前向きに

一人ご飯がこんなにおいしいなんて

朝晩はだいぶ涼しくなってきた。

 

9月は1年中で一番好きな季節。

まだ夏の服装で過ごせるけどあのギラギラした真夏のうだるような暑さは遠のいてくれる。

朝起きたら風がヒンヤリしたりホッとするのもこの季節。

 

夕方は6時半くらいまではまだうす暗い程度で何とか歩けるほどの気温なので今日も20分程度だけど歩いた。

 

以前の風景とはまるで違う。

街の方に出向くと車や人の往来も激しく、飲食店の明かりも沢山ともって賑やかでいい。

 

夕食を食べて直ぐ座ってしまうと下腹がどんどん出てくるのでなるべく食後歩くようにしている。

 

越してきて4カ月ちょっと。

初めの頃は寂しさこそないものの一人で食べる夕食が落ち着かなかった。

 

週一ペースで自宅へ戻り用事をして夫と二言三言話すだけで言い争うことも多かった。

自宅での用事はいくらでもあるのだが、夕食時間になると1分でも早くマンションに戻りたいと思った。

 

1時間車を走らせてマンションのドアを開けリビングの白い扉が見えると

ああ、落着くと思う事が増えてきた。

 

明らかに夫と暮らした自宅での25年間がもやのかかった時間だったのだと思う。

そのなん十分の一しか暮らしていないこのマンションの生活がこんなにホッとするなんて。

 

私にとってのあの25年間は何だったんだろう。

 

1人で夕食を味わって食べながら誰にも邪魔されない幸せをかみしめている。

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。