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置かれた場所で咲きたくない

気付いたら還暦過ぎていました。年齢に抗いながら日々前向きに

今日は一人花見

今日も朝から気温が高い。

 

夫は9時に登山に出掛けた。

 

夫のいないリビング。

南側の掃き出し窓から日が射し込む。

 

1人なんだ~この何ともいえない解放感。

 

今日は有意義に一日を過ごすぞと6時半に起きた。

 

昨日から今日出かける事を夫が話していたせいか、朝方見た夢もいい夢だった。

そのせいか気持よく目覚められた。

 

午前中はリビングの片付け。冬物のソファ周りのファブリックを洗濯してかたづけたり、そういえば夫が一人前の家で暮らしていたころリビングに敷いていたカーペットが急に黒ずんできたなと思ったので動画で調べて重曹をつかって拭き掃除をした。

 

拭いたタオルを見て驚いた。

想像以上に黒くなっていた。

 

やはり私の目の錯覚ではなかった。

 

どうしてあの頃偶に自宅へ帰ったら家があんなに臭かったり異常に汚れていたのだろう。

荷物を整理するより前に先ずフローリングの床を拭いた。

拭いても拭いても黒さは中々取れなかった。

 

クタクタになって夫の夕飯を作る気力はなく、引っ越しの荷物をまとめるのが精一杯でマンションに帰っていった。

 

そうしたら夫は

「今日は晩ご飯はないの?」とラインしてきた。

 

往復2時間かけて汚れた家を掃除して買い物行った後料理する気など失せていた。

 

若い時ならできたかもしれないが、そんな気力も体力もなかった。

 

自分が料理出来ないなら他の事で協力してくれるならいいが、逆に掃除などこちらが負担となる用事をどんどん作ってそれで自分のことをかまってほしいとか都合良すぎる。

 

あの戸建てに住んでいた時は初めからそうだった。

子供2人も丸で片づけず、塾の送迎や買い出し、庭仕事全部私一人に任せてそんな生活が嫌で気晴らしする場もなかったので早く引っ越ししたいとずっと思っていたのだ。

 

周りの友達はあんな立派な家売って賃貸マンション入ってなんて言われたりするが、

4半世紀そんな生活が毎日続いたら精神が崩れてしまうのだ。

 

他人には分かるまい。

 

それに比べれば今は外から見たらマッチ箱の様なマンションで瀟洒でも何でもなく安普請な方かもしれない。

 

それでも庭の木の枝が伸びているとか、落ち葉がどうとか気にしなくていいので楽だ。

買い物も一日何回でも行けて息抜きの場があることが凄く有難い。

 

片づけた後、近所の川沿いの桜を見に1人で出かけた。

散り際とあって最後の花見で大勢の人で賑わっていた。

 

又もうすぐゴールデンウィークがやってくる。

近所のモールも家族連れが一杯だろう。

 

どこか静かな居場所を見つけて読書でもしようかな。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。