://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js">

置かれた場所で咲きたくない

気付いたら還暦過ぎていました。年齢に抗いながら日々前向きに

老いるということ

今日は全国的に朝から雨。

 

昨日出かけていてよかった。

といっても今日も電車に乗って美容院へ。

 

2カ月経つとヘアスタイルが乱れてくる。

髪が一番のポイント。老けて見えるかどうか肌質よりウェイトが高いらしい。

 

昨日はまつ毛美容液を貰いに街の皮膚科へ。

 

残り1つと聞いて慌てて前日予約した。

 

帰りに欲しかった小さめのスカーフを買って夕方帰宅し母に電話すると朝から目やにが酷くて近所のかかりつけの眼医者に行ってきたという。

 

来月白内障の手術を受けるので火曜日うちのちかくの眼科に診察に行き、色々検査をして瞳孔を開く目薬など入れたり、1時間以上かかっていたので相当疲れていたようだった。

 

90過ぎて今さら白内障の手術をするのもどうかと思ったし、必ずしも良く見えるようになる人ばかりではないと聞いていたので最後に診察の前車の中で

「手術するの?」と確認した。

母は二つ返事ですると答えていた。

 

その前日も私の友達から人によっては目がチカチカしたり、しない方がよかったと言う人もいると聞いていたので、母にそれを伝え、姉にも相談するように言っていたのに後で姉に聞いたら姉は聞いていないようだった。

 

私が手術を勧めたみたいになってうまくいかなかったらと思うと親とはいえ、自分の身体のことは自分で判断してほしいというのが正直なところ。

 

火曜日の診察の直後から涙が出たり、ふらつきがあったが、私に悪いと思って言わなかったと。意味わからん。

 

別に私は本人次第と思っているわけで勧めたわけでも何でもない。

 

手術は片目ずつで当日は眼帯して片目になるので一人暮らしの母には危険なので私が泊まりにいかなければならない。2週間後にもう片目。

 

今まで健康で頭もしっかりしていた母だから子供の負担になる事を極端に嫌がる。

 

歯周病にしても今回の白内障にしても医者から言われていたことを私たちに黙っていて結局大掛かりなことになる。

 

最後まで一人で出来るならそれもよしだがと私は少々冷たい娘だ。

 

母に対しては私に余裕のある時はいいが、今のように夫とのこと家族とのこと、最悪だと抜け道が見えなくなったのは、子供時代からの家庭環境が影響しているのだと当たるところがないので当たってしまう。

 

子育てが落ち着いて過去を振り返る時間が出来た事が大きいと思うが独身時代や学生時代の自分が過ごしてきた家庭でのこと急に甦ることが多くなった。

 

結局私も姉も男を見る目がなかった。

色んな人と付き合ってこなかったから。

 

姉など高校生くらいの時男子から電話がかかってきただけで切られたそうだ。

 

私もそういえば高校の時のBFと一緒に撮った写真が見当たらない。

同じ時に撮った大勢で写った写真はあるのに。

多分夫と結婚するとき母が処分したのだろう。

 

青春時代の思い出なのに。

 

離婚したって帰る家もないし、違う家庭で育っていたらと思う。

 

自分の子供にまで影響する暗い家庭環境だった20数年間。

その根源にあるのは自分の生い立ち。

 

未だにちょっとパートを始めると大袈裟に心配する。貧乏人のお嬢育ち。

金もないのにあれこれうるさい。

 

自分も子供に対して勉強しろ、あれはするなと煩い親だっただろう。

夫もどこどこの学校じゃないと許さないとか言っていたと後で息子から聞いたが私だって自分が思う様に子供を動かそうとしていた。

 

今子供にそっぽ向かれても仕方ない。

 

まだ私も姉も親に毎日電話したり、食事に連れたれしているが今の時代の子はそれもないだろう。のびのび育って家族の温かみを知り、そこが楽しいと思える子以外は。

でも周りはそんな人達ばかりでそれが普通なのだ。

 

一緒にスーパーに買い物に行ったり、ファミレスで喋りながら食べたり、うちは食べに行っても丸でお通夜。

 

今日は母の眼科に白内障手術断りの電話をかける。

 

判断力もなくなり、老いていっているのだから老いては子に従えで大人しく老人らしくしていてほしい。

 

それにしても年とっていいことなどひとつもない。

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。