子に嫌われるまで生きたくない
今年から私自身の年金受給が始まるので必要書類を揃えるために昨年まで住んでいた町の役場まで戸籍謄本を取りに行った。
車で1時間。
その後2時間1000円のゴルフ練習場でアプローチやパターの練習をしてこようと思ったが暑くなってきたので断念。
帰宅してウトウト仮眠。
夫は母の日の遅れたプレゼントのつもりかこの土日母を連れて和食の店にランチに行こうと毎日そればかり。
母は誰にでも合わせる性格で嫌味なことも本人にいう事はないので親戚や姪っ子たちもよく訪ねてくれる。
夫が食べに連れていってくれたら母はきっと娘を何十年も虐げてきた婿のこともいい人だと思うだろう。
僅か2000円程度のランチに騙されるなんて馬鹿馬鹿しいとしらけた目で見る自分がいる。
私だけではない、2人の子供がホントに可哀想だ。
結婚に夢も持てず、教育虐待、自信の喪失、家庭不和様々な負の要素を植えこんできた責任は大きい。
今子供も独立し、時間的に余裕が出来たからこそ過去を振り返り反省したり後悔したりそれによって身体の不調も出てきたのだろう。
これはきっとPTSDだと思う。
いくら後悔してもし切れない、こんなモラ夫に引っ掛かってしまったこと。
独身の頃から母の仕切りたがりは酷かった。今から思うと。
男性を見る目がなかった。
付き合うことに異常なまでに干渉し、色眼鏡で見られてきた。
子供が何かを始める前に全てシャットアウトしてきた。
可能性も何もかも奪った親。
自分の子供には独身の内に色んな人と付き合えばいいと言っている。
結婚して子供が出来て別れることもできないのはにっちもさっちもいかないのだから。
母は今でもパートに行くというだけで大変だ!騒ぎをする。
逞しさも育たなかった。
何のスキルもなかったとしても何をしてでも働く力があれば怖い物なしなのだが、貧乏人のお嬢様育ち。
土曜日訪ねてくれた叔母にも
「何かしとかないともっと年いけば大変よ、デイサービス行ったら?」ってどの口が言う?
90歳過ぎても皆が勧めるデイサービスをあんな所と言っていたのはどこの誰?
こんな図太さだから長生きするのだろう。
姉と私に前の戸建てを勧めてきたのも母だ。親の近くにおくならまだしもわざわざ娘を遠い所へやって姉の言った通りズレている。
そのせいで私の鼻炎は酷く又うちの子供もあんな田舎でつまらなかっただろう。
あの人の言う事はあてにならない。
人の言う事は聞かないようにしよう。自分の人生は自己責任。
いくら心身元気でも90過ぎたら...草木が枯れるようにモノが壊れて形あるものがなくなるのは当然と最近つくづく思う。
ずっと親には長生きしてほしいと思ってきて病を得て介護が必要になり、子が親の事もういいかなと思ったら親の命は絶えると聞いたことがある。
そのことを介護経験のある友人に話すと親も子のそんな気持ちをどこかで察するからかなと言っていた。
子供にそう思われる前に消えたい。
最後までお読みいただきありがとうございました。