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置かれた場所で咲きたくない

気付いたら還暦過ぎていました。年齢に抗いながら日々前向きに

雨の日と断捨離

珍しく明け方まで眠れてウトウトしながらベッドから出たのは8時でした。

朝から雨で頭が重い。若い時の様なガンガンする頭痛は減ったけれど、低気圧の時は頭がスッキリせず、身体が怠いです。

 

夕食も作り置きの冷凍品でいいし、こんな雨の日は片付けのチャンスと思うけど、中々断捨離が進みません。

 

この家に越してきて20数年経つのでどんどん荷物が増えてきてます。 

家の中の殆どのものは不用品。

 

やっと使っていなかった和毛の重い敷布団は先日捨てました。大体寝具が多過ぎたので、何枚もあるシーツや布団カバーも処分。

2階のクローゼットはやっとスッキリして婚礼の洋服ダンスも衣類を全部出しリサイクルとゴミに分け何十年ぶりにタンスの埃を掃除機がけ、中を拭き掃除もしてこれも気持ちよくなりました。

 

そこからが進みません。

要るのか要らないのか子供のものも多いし、若い頃ならえいやっと捨てれたのに判断力も決断力も落ちてきたのか集中して出来ません。

 

私が要らないぁと思っているものは

・ドレッサー

・結婚式のアルバム(翁と媼の木彫りの人形)

・婚約指輪

・家計簿

・着物

などです。

 

ファミリー向けのマンションでも今の持ち物を半分以下に減らさなければいけないと営業の方が言ってました。

 

親世代は息子夫婦と住んだり、高齢になってから引っ越しなんてまず考えなくてよかったから台所や寝室がモノで溢れかえっていても気にせずそのままで自分が死んでも親片とかいって子供に任せられていいですけど。

 

今は子供は遠方にいることが多いし、自分の事は自分でしなければいけません。

 

動けるうちにやっておきたいけれど、半分に減らすなんて一人でするには相当労力が必要で気が遠くなりそうです。

 

買うのは簡単だけど処分するのは大変です。

 

洋服は少しずつリサイクルショップへ持って行ったり、年賀状と夫と写っている写真はシュレッターでコツコツ裁断したけど、それでもまだまだアルバムはクリアケース1箱以上残っています。

年賀状は今年と去年の分だけ残しました。写真年賀状は家庭用シュレッターでは途中で止まりそうになるので大変です。

 

家計簿や日記など人に見られたくないものはこの年になるともし突然死とかしたら困るなぁと気になってます。

 

先日職場で事務所を解体するのに個人情報とかをファイル毎指定の箱に要れたら溶かして処分してくれるサービスがあると知りました。でも法人だけで個人はやってないかな?

 

カラーボックスなんかすぐゴミに出せるからと家を出た時用に置いておこうとか、買っても千円位なのにたとえ少額でもその頃の価値観は変わっているかもしれないとか常に頭のどこかにこのままの生活が続かない、続けたくないという思いが漠然とあるからシビアになってしまいます。

 

昭和の様に子供や孫が近くに住んで遊びに来て家には新しいものがどんどん増え、古いものもそのまま眠っていてというのは幸福な時代だったんでしょうね。

 

今でもずっと根を張るように家や家庭を守っていける人は沢山いると思います。

色んな先の事考えなくていいようである意味羨ましいです。

 

 

最後までお読みいただき有難うございました。