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置かれた場所で咲きたくない

気付いたら還暦過ぎていました。年齢に抗いながら日々前向きに

今更そんなこと言われても

昼食後、珍しく離れて住む息子からラインがありました。

 

カサンドラ』について書かれた本の紹介で読んでみたら?と。

それを見た瞬間、蓋をしていたものを見てしまった感じで急に腹痛がしてきました。

もうそのことは十分知っているのよと言いたかったです。

カサンドラの事書かれているブログとか読んでるよ。」と返信しました。

 

すると息子から

「あんたらのせいでおねえも自分もお先真っ暗」ときました。

どうしたんだろう?と不安になり

「それが一番苦しい」と送ると電話があり、思ったよりも元気そうな声だったけど社会人になって数年経って周りの人の家族や職場の先輩、上司らの言動がうちの家族や自分の父親とかけ離れて周囲はいたって普通だと感じる事が多くなったようです。

 

学生の頃はあまり気付かなかったけど、就職や結婚など人生の岐路で色々振り返ったり物思いに耽る事があるのかもしれません。

 

彼女がいるようで女性は特に結婚を意識するので色々考える事もあったのでしょう。

 

息子は将来自分もああなるのかと思うとお先真っ暗らしいです。

ホントに変わってますからね。

 

冗談で遺伝子組み換えてほしいと言われるけど、そんな事いまさら言われてもホントに毎日30数年前に戻ってほしいと思っているのはこっちなんだから。

どうしようもないのです。

 

以前の自分なら頭ごなしにああしろこうしろと自分の意見を押し付けていたけど、仕事のことにせよ本人のいう事をまず聞く耳を持とうと考えるようになりました。

 

2時間近く色々喋っていました。

2週間程在宅ワークだったのでモヤモヤしていたのもあるのかなと思います。

 

私自身も昨日はよくても今日はブルーとか根幹は夫の事でステイホームが言われるまではそれでも発散出来ていたけど、今はとにかく離婚経験のある友人に会って吐き出したい気分です。

そんな日がずっと続いています。

 

結婚とかになれば当然両家の顔合わせがあるわけで、その時の会話の噛み合わないちぐはぐな感じを息子は心配しているのでしょう。

 

いっそのこと離婚してた方がはっきりしていいと言います。

 

ずっと離婚は考えていませんでした。

でも電話を切った後、今までの事思い起こせば初めての育児でとまどう事も多い中夫は私の抱き方が悪いとか突発性発疹になった長女の事、私の風邪が移ったんだとかそこから始まり攻撃の嵐でした。

 

息子は小さい時父が急にキレ出したと今日も言っていて何か言おうとしても言えなかったと...よくあるモラハラ男のパターンです。

 

還暦まで生きてくるともう後は野となれ山となれかなと思います。

協力しあってこそ老後一緒にいる意味はあるけれど不快で鬱々とした気分で過ごす、それこそ夫源病です。

 

又一つ背中を押された感じです。

夫婦は同居義務があるけれど離婚や別居する権利も人として与えられるはず。

 

前に人生相談の回答者が言ってたように仕事さえやっていればいい、許されるというものではない。

 

とかく食べさせてもらっているとか大学出してもらったとか言われるけど人間の本質ってそれだけではないはず。

人が人として生きる権利。

 

モラハラ夫はそれを指摘されても顧みないからこっちは行き場がなくなるのです。

 

縁が切れたらスッキリするだろうな。

離婚も選択肢かなと思えてきた。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。