コツコツ貯めるぞ
2日前に買った株が連騰してプラス2万ちょっとになったので利確した。
売った後もまだ上がり続けたが、もう欲を出さない事にしている。
一円も稼げない自分が一日1万の収入があったと思えば売らずにはいられない。
そして前から予約していたバイセルの出張買取に来てもらった。
クローゼットを整理していて一番場所を取り一番活躍の場がないもの。
40年以上前に買ったフォクスのハーフコート。
あの頃はバブルで独身貴族で周囲のOLは結構毛皮を身に纏っていて寒がりなこともあり私もためらわずキャッシュでデパートの毛皮売り場で買ったもの。
たしか30万円位だったと思う。
その頃ボーナスで買ってもまだ余る位いただいていた。
結婚後も何回かは着たけれど元は取れてないな。
その毛皮の査定額は何と100円。
今や動物愛護の観点からも需要もないらしい。
他は絶対着ない薄いオレンジの色無地とこれまた薄い暖色系の訪問着。
これも100円と1500円。
同じ訪問着でも黒系とか寒色系だと5000円位になるらしい。
壊れたカシオの腕時計でも800円なのに。
「何かオモチャみたいな指輪とかでもいいのでないですか?」と聞かれ、ないと言っていたが、査定結果の電話待ちがあまりにも長いので殆ど付けていないしこれからも付けることのないだろうガーネットの指輪を査定だけということで出してみた。
近くのショッピングセンター内の宝石店で普段の買い物のポイントを貯めて購入したものだ。なのでお金は払ってないと思う。
それが意外なことに5600円だった。
売らないでおこうと思ったけどあまりにも手にした現金が少ないのもがっかりなので売ることにして少し上乗せしてもらって8000円也。
まぁ大した物持ってないしよしとしよう。
学生時代ヨーロッパ旅行した時に買ったフェンディのバッグは値が付かなかった。
宝石でもブランドでも色んな流行があるのだなと分かり面白かった。
高く買ったものがただ同然だったり、こんなものと思う物がまあまあの値段で売れたり。
娘の振袖も買ったと言うと
「珍しいですね」と言われた。
成人式で娘は要らないと言っていたが姉の長女が着物好きで凄く似合っていて姉も姪っ子もいい買い物をしたと凄く喜んでいて下の姪っ子にも姉は振袖を買っていた。
そんなことからうちの娘が二十歳になる時には姉自身が呉服店についてきてくれたり写真をとって上の姪っ子とああだこうだとアドバイスしてくれてた。
私はその頃更年期障害が酷くてどっちでもよかったのだけど、お気に入りのがあったので買う事にした。
結局その振袖は成人式と大学の卒業式に2回着ただけだった。
しかも赤色なので30過ぎて着れない。
私の従姉は自分の娘の振袖を姉が当時着たものを貸してほしいと言ってきた。
従姉は看護師をしていてお金には余裕があるのにって姉と買ってあげればいいのにと話していたが、お金だけの問題ではなかったと思う。
時代の移り変わり、価値観のズレ。
タンスの肥やしとはこのこと。
今ならそんなところにお金は使わないが当時は夫の収入も良かったし、又どこかから入ってくるわくらいの気持ちでいた。
それが今では小さい中古の車に乗り、見栄を張るわけではないが目立つところにお金をかける方がよかった。
何でも人の意見に流されてしまいがちな私。
今からでも遅くはないはず。
ちりも積もればで少しずつ貯めていこうと思う。
最後までお読みいただきありがとうございました。