気持ちがブレることもあるけれど
朝から家族は出かけて一人だったのでリビングの掃除と片付けをしました。
田舎の戸建てなのにリビングは10畳強の上、収納がないので小さな収納ボードに生活必需品をあれこれ入れているので工夫に工夫を重ねないとモノがリビングのスペースに溢れてきます。
リビングボードの中を整理していてアクセサリーも普段使っていないのとか手に取ると結構夫からの贈り物がありました。
どれもそんなに高価な物ではないけれど、その当時は夫が社長をしていて機嫌がよかった時期でした。
元々私は贈り物をされて無茶苦茶喜ぶような可愛げのある女ではないのでよく姉から
「買ってもらっていいなぁ」みたいに言われても贈り物をするイコール愛情があるということとは全く結び付けられなかったので何とも思っていませんでした。
でも何か今日その夫からもらったアクセサリーとか眺めていて懐かしいような人間らしい気持ちになれたというか...。
子供にも別れてくれてたらよかったとか言われてこの結婚は失敗だった今世に望むことは何もないと最近思い続けていて周りの普通に会話して家仕事を手伝ってくれる旦那さんがとても羨ましくてそんなお父さんを知らないで育った子供に申し訳なく思ったり...。
でも生活を支えてくれたのはこの夫、この父親以外ないのです。
他人がどれだけ口でいいこと言ったって何の責任も生じないし、生活の面倒を見てくれるわけでもないそんなことは当たり前です。
40代で別れて再婚したとしても子供にとっては他人だし。
そんな空の様に心の広い人と出会うなんて稀です。
私の場合宝くじに当たるより確率低いと思います。
血縁関係にあってちゃんと働いてくれて生活費を渡してくれる、目茶苦茶贅沢はできなくてもぎちぎちでもない、だったら何も文句はないじゃないかと自問自答。
分かってはいるけれど、それでもホントに一人で途方に暮れた時支えるどころか心無い言葉を投げかけられた、子供の手術も父の看護も逃げて行った、とかやはり思い出してしまうのです。
もっと小さなことでも日々の暮らしであれっと思う事が多いのでやはり問題あるのはやはり夫なのでしょう。
片付けをしていて一瞬気持ちが揺れ動きました。
でも結局30数年の年月は長いです。
少しずつ思いが蓄積され、今溢れ出そうとしているのだと思います。
うん、やっぱり進むしかないかな。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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