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置かれた場所で咲きたくない

気付いたら還暦過ぎていました。年齢に抗いながら日々前向きに

不動産屋にきてもらう

夫が先日予約していた売買のため不動産会社の人に午前中きてもらい、二人で話を聞いた。

前回は二人で来られて私一人で聞いたので聞き逃したこともあったので同席した。

 

こういう時夫はとんちんかんな事を聞いたり、聞くタイミングが悪かったりするのであまり一緒に行動したくはないのだが、そんなこと言ってられない。

 

世間話も多く、2時間もかかってしまい、お腹がペコペコだった。

 

普通は相見積もりするのだろうが、その会社1社にする専任契約にするとより丁寧な対応だったり、メリットもあるらしい。

 

住み替えたい希望の地域を聞かれ、中古のマンションの紹介も出来るということだった。

マンションは当面下がることはないと言われたが、この家を買うとき住宅会社の〇〇さんなら十分この家のローンを払っていけますの言葉にまんまとのり、結構土地の値段が高騰している時期に購入、金利も高く暫くは利息だけ返していっている状態だった。

 

その時下の子はまだ3歳、幼稚園に通う上の子を抱え誰にも手伝ってもらわず入居前の掃除、引っ越し後は一人で荷ほどき、数か月後に近くに越してきた姉は転居前、父が嬉しそうに掃除機を抱えて姉の新居にやってきてたのを今も思い出す。

 

越してからは夫は台所の床に少しでもも水はねがしていると文句をいいながら嫌味たらしく拭いていた。

 

玄関は毎日掃除、当時布団を敷いて寝ていたので干す時は階段を上がってベランダに干せという無茶ぶり。

 

体力のある体育会系の人なら何てことないだろうが、人それぞれ。

 

25年前からこの家にはいい思い出があまりない。

 

じっくり考えなかった自分が悪いのだけど。

 

傍から見たら花の植えられた庭、塗り替えられた外壁、住宅メーカーの家申し分なさそうに温かな家族が住んでいるような光景を想像されるだろうが、とんでもなかった。

 

無我夢中で子育て子供の受験やらで夫婦の仲がいくら険悪になってもこの家を出る事は理想であっても現実には考えられなかった。

 

そして子供が自立出来るようになるまでその思いをずっと温めてきて数年前それが実現出来る時期がやってきた。

 

それでも無職の私にはお金の不安がある。

昨年末までは今すぐにでも出て行きたいと思って賃貸物件探しに明け暮れていた。

でもいい物件がなかった。

 

2月後半になって探していたマンションの2LDKの部屋に空きが出そうと連絡をもらった。

今日その物件の3LDKの部屋を見せてもらう。

 

担当者には状況が変わり、夫が住み替えに同意したので決まるまでの間賃貸に住むなら広い部屋でもいいかもと伝えた。

 

お金の面とか諸々考えたら中古マンションで家庭内別居で割り切る方がいいのだろうけど、気持ち的に後悔しない生き方はこの夫から離れて暮らすこと。

 

自分でも迷い過ぎて嫌になる。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。