夫に提案
明後日から3連休なので、先日行った不動産屋さんからそろそろ電話が入るだろうし、住み替えの話が出ている今が賃貸に取り敢えず私一人で入るチャンスなので夫にラインで打診した。
こういう話をする時面と向かって話すと言い争いになることが多い。
夫は自分の意図しない事を提案されると先ず反論から入るのだ。
こちらもどんどん言葉がきつくなり、夫は更に激昂するので話し合いにも何もならない。
直近では車の購入時、ろくに調べもせず、私が反対すると
「変な車買いたくないからな」と部屋から出て行った。
相談も何もあったものではない。
普通は主婦の方が運転する機会の多い家庭では妻の意見を優先するのではないだろうか?
よっぽど車好きでこだわりがあり、詳しいならともかく車なんて走ればいいというタイプで遠乗りするでもなく、洗車も年に数回、無頓着なのにこっちが反対したことには目くじら立てて聞く耳も持たない。
兎にも角にも夫名義でしか家を借りれないから仕方ない。
25年前に建売で買ったこの家。
当初からマンションに住みたかったのでずっとずっと我慢してきた。
あの頃に比べれば戸建ての価値が下がり、超高齢化も進み、核家族も益々増え、子供に家を引き継ぐ時代でもなくなった。
我が家でいえば私は益々寒さに弱くなり、アレルギー性鼻炎が原因で体調不良になることが分かった。
そして夫は今年に入り高血圧で健診で引っ掛かり、薬を飲んでいる。
高血圧に寒さは大敵。
健診で引っ掛からなかったらヒートショックなんてことも起こりえたかも。
その点夫は働いていて健診があったから治療出来て運がいいのだろう。
まだ不動産屋さんから連絡ないと思っていたら案外早く聞いてきた。
夫の仕事が忙しかったのでこの連休に返事すると言って電話を切った。
出来れば4月に少しずつ荷物を運んで月の半分以上は新居で一人で暮らしたい。
社宅時代に自分の家だったら大掃除もすると若い頃言っていた。
そんな物差しで生きている人間なのだ。
賃貸か持ち家かでキレイにするかしないか、気持ちよく生活するとか妻を手伝うなんていう思いやりの心は皆無なのだ。
この25年一人で重い荷物も運び、断捨離もしてきた。
これから先も夫が手を貸すことはないだろう。
80歳になって私一人では出来ない。
200平米の土地、130平米の部屋を一人で管理するのはもううんざりだ。
だから自分の身の丈に合った家に、だからこの家を出る。
そうさせたのはアナタだろと言いたい。
ちょっと遅かったねと言ってやりたい。
詰めた話はしらふでは話せない。
明日は娘が旅行に出かけていないので、ワインでも買ってきて爆発させようかな。
アルコールが入ってぐだを巻く。何て素晴らしいシニア夫婦なんだろう。
最後までお読みいただきありがとうございました。