寒の戻り
先日までの春の陽気が嘘のように今朝から雨が強く降り、又冬に逆戻りのような寒さ。
こんな時期に又東北で地震があった。
そして大きな地震の翌日はいつも決まったように土砂降りの雨だったり、天候が不安定になり二次災害が懸念されることが多い。
今日は雪がちらついていたようで、水を貰いにならぶ人たちが雪の中、寒さに震える映像が映し出されていた。
感染症に戦争、災害と世界は確実に変動している。
今日は買い出しに行ったり、片づけたりしようと思ったが、朝刊をじっくり読んでいると行きそびれ、夕食は夫と二人なので買っていた魚を焼くだけでいいかとずっとおこもりしていた。
スマホで週刊誌を読んだり、一人で過ごすこういう時間が結構好きだ。
日本は「平和ボケ」という言葉をよく使われるけど、たしかに豊か過ぎて平和の有難さを忘れているのだと思う。
10年位前、インバウンドでやって来る外国人が町にあふれかえり、商売人はどんどんお金を落としてくれる外国人観光客を有難がっていた。
ボヤボヤしてたら日本は乗っ取られるのではないかなんて冗談交じりに言っていたが、コロナによってそれに近いことが世界に広まった。
さまざまな対策に国費がどんどん使わる。感覚がマヒするような金額だ。
日本って意外と持ってるんだと思った。
でももしかしたら後20年位経ったら終戦直後とまではいかないまでも1950年から1960年位の日本に戻っているような気がしないでもない。
とてつもなくモノの値段が上がったり、海外から物が入ってこなかったり、輸送費が上がったり今まででは考えられないことが起こるかもしれない。
私が子供の頃は持ち家の友達も周りには少なかった。高校生位になって親が郊外に戸建てを買ったり。
私たち世代や今の30代は子供が出来たら割と早くに自分の家を購入していることが多いと思う。
でもこれから結婚する人たちはもう家も要らない、買えないという時代になってきていると思う。
バブルを経験している私たちからしたら結構地味な生活だなと思う。
給料も上がらないし、世界の情勢がどんどん不安定になっているのだから仕方ない。
「平和ボケ」を取り払うのはそう簡単なことではないだろう。
最後までお読みいただきありがとうございました。