落ち込んでいる場合ではない
天気予報では午後から雨マークだったので早めに市役所へ転入手続きに行った。
市役所は今住んでいる所からは駅を越えて反対側。
自転車を走らせてもっと時間がかかるかと思ったが路地を抜けていくと10分もかからなかった。
市役所へは子供の頃父と出かける時役所の駐車場に車を停めて近くの商店街やスーパーに行った。駐車場が無料なので置いている人が多かった。
チェックも入らないようなのほほんとしたいい時代だった。
人もそんなに多くなかった。
ところが市役所の中に入ってビックリ。
人、人、人で溢れている。
いくつもの窓口がありその前に案内係の女性が何人も立っていた。
最初の転入手続きは直ぐ呼ばれ、その後ゴミ袋の無料配布も早かったがマイナンバーカードを返却してもらうのに1時間近くかかった。
以前住んでいた所は待っても10分程、中もそれほど広くないし、来庁者も職員の数もそれほど多くない。
大型連休明けとはいえ、この人の多さには目を丸くした。
待っている間に何かいい情報はないかとレリーフを集めた。
シルバー人材センターへの登録は60歳からという情報を得たので見ると私がやってみようとトライしかけた仕事も掲載されていた。
報酬はきっとボランティアに毛が生えたような額だろうがもう少し落ち着いたら勉強して再度挑戦してみようと思う。
何かを始めようと思う時心が軽くなる。
2日前には家族仲が良さそうな同級生と自分をつい比べてしまってもうこの会に出るのもしんどいなぁと思ったりもしたが、自分自身のことに向き合えた時少しパワーが出る気がする。
新しいことにチャレンジしていたい。
市役所を出て又路地を通ると比較的新しい分譲マンションが建っていた。
今住んでいる近くは大きな病院があり、道路から割と近いので救急車がよく通る。
もしかしたら駅の反対側の方がまだ静かなのかなと思った。
でも駅から5分以内だしお高いだろうな。
若い時ならさっとモデルルームを見て営業の人の言われることに直ぐ納得して速攻決めていたかもしれない。
でも25年前買ったあの家は失敗だったと思う。
丁度夫の給料が上がっていってた時で我が家のバブル期だったから直ぐ決めてしまった。
一旦賃貸に入って街の様子を調べてマンションもじっくり探そうと思っているが皆理解出来ないみたいで、昨夜も同級生からラインで
「○○市に帰ってきたんや」とあったので事情を伝えると
「???」マークのスタンプが返ってきた。
こないだの食事会でも「分かったような分からないような...」と言われたし。
私が無意識に夫の悪口を言って私の我儘で家を出たと皆思っているのかも。
何れ同居というのでさえこんなに首を傾げられるなら永遠に別居、または離婚ならもっと理解されないだろう。
離婚した友達が日本は離婚すると肩身が狭いと言っていたの分かる気がする。
何はともあれ、何もアクション起こさずあのまま前の家に住み続けていたらただ毎日不満を持ち続けストレス溜めていただろう。
何でもいいから同居となった時に夫と顔を合わせなくて済むように仕事がしたい。
離婚予備軍の女友達にいつ来るかとラインし。来週か再来週会うことになった。
彼女は腰痛が有るにもかかわらず、ヘルパーの仕事をしたがやはり直ぐ辞めてコンビニでバイトしていると1カ月程前にばったり会った時言っていた。
しかしコンビニはやはり大変だったのか後1回で辞め、次はすぐ近くのスーパーに行こうかと書いていた。
諦めない姿勢、見習いたい。
元気が少し出てきた。
最後までお読みいただきありがとうございました。