よく分からないこの国のお金の制度
何週間か前、義兄からメールがあった。
いつもドキリとする文章が並ぶので返信が怖い。
その時は『問題が発生』みたいな書き方だったので気に入って入ったこのマンションによからぬ噂でもあるのだろうかとドキドキした。
聞いてみると今年の秋で65歳になる夫が老齢基礎年金をもらえる年になるので年下の妻はその妻が65歳まで加給年金というのを受給出来るらしいが、その条件には同居しているか扶養していることを証明するものが必要ということだった。
夫が前に確定申告の時期までには家の決着をつけないと...って言っていた。
それとは又別のことだろう。
だいぶ前に買った
『定年前後のお金と暮らし』という本を引っ張り出して該当するページを開いてみた。
やはり夫が65歳で妻が年下の場合、年間39万100円(2016年価額)受け取れるそうだ。
仮に10歳年下の55歳ならば妻が65歳になる10年間、総額約390万円受け取れるらしい。
妻が年上なら1円も貰えない。
妻が65歳になったら打ち切られるが、代わりに振替加算という加算金の支給が始まる。
額は年代によって違い数千円の微々たるものだが、生涯に渡って貰えるので長生きすればするほど総額は多くなる。
とはいえ私の年代では月1253円。
それが15歳上の76歳の妻は9223円も貰えるのだ。
70代以上の高齢者がお金を持っている人が多いはずだ。
そしてもっと若い世代では0だ。
年金保険料払いたくなくなるわけだ。
年よりは金を持っている。子や孫にお金を使って楽しんでいる高齢者も多そうだ。
少子高齢化どんどん加速するはずだ。
大阪府では18歳以下の子供を持つ世帯に10000円支給するという話。
小学生や幼稚園児以下なんて何にそんなにお金がかかるのだろう。
高校だって公立に行けばそれほどかからないと思う。
どうしてもお金が必要ならアルバイトも出来る年齢だ。
一番かかるのは大学生で私立にいったりその後院に行ったり。
下宿したり、奨学金を借りれば就職出来てもずっと若くして借金を背負うことになる。
もし時代の波で就職出来なかったら借金だけが残る若者にとってあまりにも未来の見えない人生になってしまう。
砂場で遊んでいる幼児にお金はかからないだろう。
今働けなくても学校へ上がれば母親も働けるだろう。
若いから何でも出来るだろう。
若者の給料は上がらず就職しても狭いウサギ小屋に押し込められて働くモチベーション上がらないのではないか?環境悪過ぎる。
取り敢えずは子育て世代にお金をすこーし与えておけば産もうという気になるとおもっているのだろうか?
この国のお金の使い方ホントに変。
最後までお読みいただきありがとうございました。