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置かれた場所で咲きたくない

気付いたら還暦過ぎていました。年齢に抗いながら日々前向きに

70歳死亡法案可決?

朝からどんより曇っている。

関東は梅雨入りしたそうだ。

 

この辺りは比較的雨が少ないので予報で土砂降りと言っても局所的に免れることが多いので助かる。

 

マンションのベランダはひさしの奥行きがあるので少々の雨なら外に干せて風通しがいいので直ぐ乾くのも嬉しい。

 

前の戸建ては直ぐ前に家が建っていてあまり日が差し込まず、テラスを作ってもらったがそれだと窓を開けていても風が大して入らないので洗濯物が乾かなかった。

冬は結局暖房の効いた室内に干していた。

 

それに先日も自宅へ戻って改めて感じたのはテラスの中でずっと洗濯物を掛けたままにしていると夫の何ともいえない臭いが室内に漂っていた。

 

こんなことでも結構なストレスになっていた。

臭いが脳に与えるストレスというか...。

 

今はそういう意味でもストレスフリー。

 

先日フラッと立ち寄った本屋で目に留まった本が垣谷美雨さんの

『70歳死亡法案、可決』という本。

 

上映化もされた

『老後のお金がありません』を書いた人。

 

まだ半分程しか読んでいないが、55歳の専業主婦が自宅で義母の介護をしている。

下の世話までさせておいてヘルパーのように嫁を扱う我儘な姑、同居の息子はひきこもり、夫は自分の親の介護も妻に丸投げ、おまけに早期退職で自分は友人と世界旅行へ、娘は無関心。

 

どこにでもありそうな話。

 

少子高齢化でこのままでは日本の財政が持たないからと70歳で安楽死の方法を選ぶらしい。

 

人生100年時代なんてことになるから色んな問題が立ちはだかることは否めない。

当然反対する人も出てくるのでその同盟まであちこちで組んでいる。

 

ありえない話ではあるが、介護で苦しんでいる人には光が差し込むのだろうな。

夫の理不尽な言動に体調を崩す妻もそうだろう。

 

私の場合は10年足らず。

50歳からの10年あっという間だった。

これからの10年はもっともっと早いだろう。

 

70歳、80歳が働き盛りなんていう人は心身健康な証拠。

 

先日も8人ほどの同級生と集まった時100歳まで働くと言っていた女性がいた。

 

幼稚園の先生という仕事が天職なのだろう。

 

周りはちょっと引いていた。

この年になると諦めというか、太く短くでもいいんじゃないとか元気で長生きならいいけどとか親の弱っていく姿も見ているからああはなりたくないと心で思ってしまうのは避けようのないことで70歳か80歳位でいいかなという人も多いのではないだろうか?

 

実際にその年齢になってみないと分からないし、ジタバタするのかもしれないが。

 

この本んで笑えたのはこの法案の抜け道があって年金を受け取りません、医療費も全額自分で払いますってことを実践すれば70歳で死ななくてもいいという...。

 

この国を支えていくのはこれからの若い人たち

その若者を狭い部屋に押し込めて給料は上がらない、会社は昔の様に上下交えて酒を酌み交わすコミュニケーションの場もなくなった。

 

業績だけがあがれば社員を鬼畜のように扱う会社もある。

国は小手先の支援で少子化を食い止めようなんて甘いにもほどがある。

 

もっと人間らしい本当の豊かさを持つためには年寄りより将来の若者に目を向けてほしいと思う。

 

実際にこんな案を選挙で掲げる人が出てきたらどのくらい票を獲得するだろう。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。