自宅売却の正式依頼をする

木曜日から自宅へ帰っていた。

金曜日は女性3人でゴルフ。

思いの他うまくいって本当に楽しかった。

その日は晩ご飯も作っていたので早めに娘と夕食を済ませ、娘が一人暮らしに必要な小物を買いたいというので車で20分位の所にあるショッピングセンターに行ってきた。

ラウンドの後で疲れているかと思い、娘は気を遣っていたが離れて暮らしていると何気ない娘との買い物も貴重な時間に思えてくるから不思議。

娘も離れてみて有難みも少しは分かったのか以前のようなふてぶてしい態度は減ったように思う。

私が同居していた時偶に夫の愚痴を娘にこぼしていたように娘から夫の様子を聞いた。

ある時は

「お風呂洗っておくから」と娘が言ったのを

「お米を洗っておく」と聞き違えたようで夫が帰宅後炊飯ジャーにご飯が炊けていなかったのをみてぐちぐち文句を言ったそうだ。

「在宅なのに何してた？」とか...。

娘が『時短』機能を使えば？というと夫は

「１合なのに『時短』でやったらまずくなる」とか言い返してきたそう。

目の前の状況が自分の想像していたことと違っているとムキになって激昂する。

しかも自分が聞き間違えているのにそんなことはおかまいなし。

1合でだめなら2合に増やして冷凍しておけばいいだけの話なのにそこの所も融通がきかない。

結局いつも些細なことの行き違い。普通に会話出来ない。やり取りが出来ないから疲れるのだ。

午前の割と早い時間に私のベッドを搬出に来て午後からは自宅売却のため不動産屋さんがきた。この時の夫の言動も何かちぐはぐな感じ。

直近で売却出来た物件のチラシを見たりしてこちらで売却希望額を決めた。

うちの丁が不利なのはやはり駅から遠い事。

どんどん土地の値段が下がる前に売却して落ち着きたいところだが、そうなるとワンフロアーの狭いマンションで夫と同居の再開というのも怖ろしい。

ここで1,2年様子を見てどうしても無理ならもうその時は自然のまま風が吹くままなびいていくしかないのだと思う。

不動産屋が帰った後今度はエアコンを外しに来て、私は先にマンションへ帰り、30分程して取り付けにきた。

何やかやで初めの料金から費用がかかり、37400円支払った。

ただリビングに取り付けたら10畳用なので開けておけば隣の寝室まで効きそうなのでこれ1台で済むかもしれない。

取り付けが終わったのが6時頃で夕食作る気もなかったので近くで同級生がやっている蕎麦屋に行った。

人気の蕎麦屋で店主は偶に一緒にゴルフしたこともあり、グループラインにも入っているが、蕎麦屋の仕事が好き過ぎて中々一緒には行けない。

天ざるを頼んだが、しいたけの天ぷらはシイタケに甘辛く下味がついているし、トウモロコシも3日程水に浸しているのでパラパラにならないとか。めちゃくちゃ甘かった。

アスパラはきゅうりのようの太くでも柔らかく北海道産だとか。

職人気質な食へのこだわりがあるがどのお客さんにも気安く声を掛けて回り、商売向きだなと感心した。

兎に角コミュ障な家族からすると羨ましい限り。

子供が小学生の頃から中、高、大学生へと家族の在り方振り返ってホントに我が家は変だったと思う。それを思うと子供には申し訳ない気持ちで一杯になる。

今から子供の人格形成の礎となることをどれだけ反省してもどうにもならないが、どうかよい方向へ進んでいってほしいと願う事しか出来ない。

最後までお読みいただきありがとうございました。