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置かれた場所で咲きたくない

気付いたら還暦過ぎていました。年齢に抗いながら日々前向きに

高齢者には歯科医もやはり冷たかった

各地で豪雨の被害が相次いでいる。

線状降水帯とか最近になって聞く言葉。

 

ヨーロッパでは気温40℃超で大変らしい。

感染症に戦争、異常気象と暗いニュースばかりで楽しいこともバブルも経験してきた私たちはいいけれど、経済的にも困窮している人が増える今の若者世代は可哀想。

 

困窮まではいかなくとも給料は30年上がっていないし、これから上がる見込みもない。

結婚も出産、子育ても別にしなくていいという考えが浸透しても頷ける。

 

少子化対策なんてへのツッパリにもならないだろう。

 

少子化より超高齢化社会が悪いのだとずっと思ってきた。

100歳でも保険で診療が受けれる国民皆保険の国なんて日本位なのでは?

 

母はもうすぐ92歳になる。

長生きし過ぎるから子供の手を煩わせるとか早くお迎え来てほしいなんていいながら、ちょっと便秘が続いたらかかりつけ医に行き、大きな病院で大腸検査を受けるように言われて帰ってきたり。

 

大腸検査なんて大変な検査をよく受けるなぁと思い、姉にラインすると検査の中身を把握していなかった様。

 

周りで聞くところによると結構大変な検査で検査後も年寄りには内臓に負担がかかると思う。

姉が検査を受ける病院で詳しく聞くと、高齢者は前日泊でコロナ禍でもあり付き添いも駄目ということだった。

 

仮にそこでがんが見つかったとしてもまさか手術や抗がん剤治療をやる気ではないだろう。

だったら検査する意味があるのかという事でやめることにした。

 

その後はとくにお腹に不調もなく、コロナによる外出自粛などで高齢者は特に腸の蠕動運動が衰えたことによる便秘だったと思う。

 

検査してたら母のことだから気分的に落ち込んだと思う。

やめてよかった。

 

内臓の方で安心していたら今度は前から悪かった上の歯が痛いと言う。

去年から何度も歯医者にかかり、狭心症の薬も飲んでいるのでかかりつけの歯科医では抜歯は出来ないということで総合病院の口腔外科で抜いてもらった。

 

1度は2泊してとにかく歯の治療には時間がかかり、あまり病気をしたことがない母にはショックが大きかったようだ。

 

抜歯した何本かの歯は入れ歯を作り、一旦は落ち着いていたが2,3日前から別の歯が痛み出し、いつもかかっていたかかりつけ医に電話で聞くと混んでいて診るのは2週間後だと言う。

 

鎮痛剤で何とかごまかしているが夜中に突然痛み出したらどうするのかと思い、私が電話をかけ直した。

 

男性医院長が出てきて今までの穏やかで丁寧な対応とは打って変り、これが同じ人物かと思うほどの不愛想さで

「今日は無理」

「明日13時に来て下さい。明日もホントは自分たちの昼休みの時間だけど...。」と言われた。

 

今まで

「待たせてすみませんねぇ」

「部屋何回も移ってもらってごめんなさい」などと言っていたのは別の顔だったのか。

豹変するとはこのこと。

 

姉にそのことを言うと

「年寄りだし、儲からないし」

「優しかったけど第一印象は意地悪な感じだった」と言っていたので私に見る目がなかたのかな。

 

どこにでも豹変する人間というのはいるんだ、気を付けよう、あまり信じすぎるのもよくないのだと改めて思った。

 

高齢者よりこれから未来ある若者の方が大事で国はそちらにお金を使ってほしいと常々思っているがいざ高齢母にあからさまにそういった対応を取られると心無い医療従事者だと批判したくなる。

 

エゴなのかな。

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。