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置かれた場所で咲きたくない

気付いたら還暦過ぎていました。年齢に抗いながら日々前向きに

娘の一人暮らし、そしていよいよ夫は一人

8月に入って暑さがより一層厳しくなった。

 

節電のためエアコンも午後までは我慢していたがこの数日は11時位になると付けてしまう。少しでも恵みの雨がほしいと思っていたら所によっては大雨で大きな被害が出ている。

ここ最近はこの時期普通のことになってきているようだ。

 

娘の一人暮らしはもうずいぶん前から話していたが、春頃になってようやく重い腰を上げ、それなりに気に入った物件があったようなのでここまで待ってよかったのかもしれないが。

 

7.5畳の今の娘の部屋は高校時代から足の踏み場もないほど散らかっていてそのことで娘と何度衝突したことか。

 

先日自宅へ帰った時娘の部屋を覗くといくつかの梱包された段ボール箱が部屋の隅に寄せられ、さすがに家が売れて空にしなければならないようになると片づけたんだと思った。

 

11月には明け渡し、それまでに不要なものの処分、大型家具の撤去など気が遠くなるような作業が待っている。

 

今まで衣服や写真、小物などは私が一人で時間をかけてやってきたこと。

これからは判断に困るものを限られた時間でやっていかなければならない。

 

息子もこのお盆に帰省するのかどうかも分からない。

ただでも夫のいる自宅へは寄り付きたくないのにここへきて又コロナ感染者数も急増しているし。

 

息子とゴルフや旅行に行くことなんてもう半ば諦めている遠い夢になりつつある。

 

家族皆が羽を伸ばせるのは夫がこの世からいなくなった時だけ。

 

こんなこというときっと非難ごうごうなのだろうがそれはまともな家族、まともな父親、夫を持つ人だから言えることだろう。

 

小さなことでも毎日毎日蓄積されたことって大きい。

子供にとっては人間の心の成長に関わるほど大きい。

 

それでもそんなことにめげず、自分の将来を大切にしてほしい。

 

因果応報、ブーメラン、自分に返ってくると自分に言い聞かせて悪は滅びるのだとそれをいつも念じながらやっていくしかない。

 

明後日娘の梱包した荷物などを夫と娘で車で運び、来週には娘のベッドや家電製品が届くので週後半から娘の一人暮らしが始まる。

 

結婚以来初めての夫の一人暮らしも始まる。

出張でマックス10日間程家を空けるのが最長だった。

 

1人になると男性ほど孤独になりやすいと思う。

変人は益々変人になりそう。

 

自宅明け渡しまで3カ月ほど。

どうか立つ鳥後を汚さずでいてほしい。

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。