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置かれた場所で咲きたくない

気付いたら還暦過ぎていました。年齢に抗いながら日々前向きに

娘の引っ越し手伝い

一人暮らしする娘が今日自宅を出て都会で初めての一人暮らし。

自宅からは車だと1時間位。私が今住んでいるマンションからは30分。

 

職場へもこれまでの半分の時間で行ける。

 

ただ家賃や生活費を全部自分で払うわけだから今までのようにお金は貯まらないし、無駄遣いも出来ない。

 

それに上げ膳据え膳でおまけに送り迎え付きというVIP待遇だったから暫くは大変だろう。

今までが甘やかしすぎていたという事。

 

自室に殆どいて偶に自分の趣味で料理することはあったが、それ以外は部屋も散らかり放題、リビングにまで進出してくる脱いだ衣服、買い物してきて開封されない袋。

 

それらを片づけることから始めると床を拭いたり窓を掃除したりなんて体力はなくなっていて、どんどん家全体が汚くなっていった。

 

引っ越し当初は玄関は何曜日、キッチンは何曜日と日を決めて掃除しようとメモっていたら夫から

「玄関は毎日するものだ」などと釘を刺されたのを思い出す。

 

言っている本人が一番汚したり、物を壊したりしているのだが、本人にそれを指摘しようものなら血相変えて怒り出すだろう。

 

よく言えたものだ。

 

家族全員の散らかした分を片づける、そういうのってどこの家庭の主婦も経験していることとは思う。

 

ただうちの場合、度を越しているように思っていた。

皆、「娘は何もしないよう」とは言うけれど、手に負えないほどの酷さではないのだと思う。

 

いつも言うのだが落ち葉を綺麗に掃き終えたと思ったら又誰かがバケツ何杯もの落ち葉をその綺麗にした場所にぶちまける。

 

そんな生産性のない仕事を日々していたらメンタルやられる。

 

仕事で成果や報酬を貰えることとは全く違う。

 

対価を得られないことを馬鹿にされ、無収入のものは嫌な事も黙って従うしかないという夫と娘の考え。

 

そんな娘の引っ越しの荷物の受け取りに朝9時前家を出た。

 

娘が荷出しに立ち会ってそこから引っ越し業者は車で1時間ほどで到着するとなると慌てて娘は家を出なければならない。

 

電車では1時間半位かかるし、駅までバス便があまりないので到底無理だろう。

 

私が娘のマンションに着いて少しして業者が運んでくれ、荷物も少ないのですぐ終わった。そのまま娘の到着を待って部屋を整理しようと思ったが娘が小窓のカーテンが欲しいというのですぐにマンションを出て一旦自分のマンションに入り、トイレだけ済ませて今度は車のキーを持って自宅とマンションの間の駅まで迎えに行った。

 

カーテンはいいのがなく、結局ニトリに戻ってそのまま重い荷物を持って新居へ帰っていった。

 

体力のない娘は疲れたを連発して、口数も少ない。私の半分の年齢なのにこっちはどれだけ振り回されていると思っているのか。

 

夜には『ホントに助かりました』とラインあったけれど、新居の鍵を貰った日、荷ほどきもせず、花火を見に行っていたりホントに勝手だ。

 

一人暮らししても当面料理もしないだろう。

 

もっと早く出すべきだった。夫がリビングで休日鎮座していたので子供らは自室でこもっていた変な家族の風景だった。

楽しい話をするでもなく、学生時代から上から押さえつけ進学も就職も自分の意見を押しとうそうとする父親に話をしようとはしないだろう。

 

出掛けるにも車じゃないと出にくいし、自室でゲームをしたりもったいない過ごし方をしていた。

 

でも子供らはまだ若いのでこれから今までの分を取り返して色んなことにチャレンジしてほしい。

どんな小さなことでもいいから。

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。