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置かれた場所で咲きたくない

気付いたら還暦過ぎていました。年齢に抗いながら日々前向きに

此処にもいた離婚予備軍が

今の仕事はまだ研修中で手すきの時間は隣の席の人と喋ったり、今日も午後から喋ってばかりいたので割と時間の経つのが早かった。

 

大体同じ位の年齢の人が多く、中にはご主人がもう完全リタイアされてずっとソファで座っているとか、お昼は簡単なものでも毎日用意しなければいけないなど聞いているだけでわが身に置き換えると恐ろしくウンザリしてくる。

 

1人の人はご主人の方が黙って離婚届を取り寄せていたらしい。

問いただしたらうやむやにされたそうだが。

 

相手から離婚を言い出されるのは許せないと言っていた。

自分は自分で取り寄せているらしいが、もう今さら離婚もなぁという感じにはなっているらしい。

 

息子さんも結婚したくないと言っているので仲の悪い両親の姿を見せてきたから罪悪感を感じると言っていた。

 

それはうちも全く同じ。

 

ただ相手から離婚を言い出されたら私なら少しでもいい条件を出して応じる。喜んで。

 

離婚て片方がそういう気持ちでいる以上そこで婚姻関係は破綻しているのだと思う。

 

そんな気持ちで一つ屋根の下で暮らす方が不自然なことだと思う。

 

尊敬や情愛がなければ家族としても終わっていると思うのだが。

 

やはりどこにも離婚予備軍はいる。

 

先日私が読み終えた『もう別れてもいいですか』を勧めておいた。

 

あまりにも自分の状況に似ているからと言って。

 

まだ後30年位ある余生。

だからこそ色々悩みが増えるのだ。

 

昔のように60代までの人生ならあれこれ考えることもなかったのに。

 

子供には結婚してほしいと思う一方、モラハラ、DV、嫁姑関係など不仲の元はいたるところに転がっている。

 

そう考えると結婚の意味って何だろうと思ってしまう。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。