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置かれた場所で咲きたくない

気付いたら還暦過ぎていました。年齢に抗いながら日々前向きに

夫と話すとろくなことはない

大寒らしく寒いここ数日。

 

寒いけど快晴だったので夫が久しぶりに登山に行った。

 

標高800メートル。この辺りでは有名な山で登山客も多く、最寄りの駅は利用者も多い。

お昼はおにぎりを保温ジャーに入れ、持って行った。

昨日のすき焼きの残りと。

 

3時頃帰宅し、かなり寒かったようで持って行った弁当の袋を開けるのに手がかじかんで開けれず、割りばしを使ったとか。

 

利用者も多いその駅の近くなら食べる所はいくらでもあるだろう。

登山客も多いし、観光化されているはず。

 

出掛ける前にそれを言ってもムキになって

「食べる所なんかない!」と言い張る。

 

帰宅後はどういう風に登ったか、道中はどんなだったか興味のない話を延々続ける。

 

Googleマップで調べるといくらでも食べる所はあると言うと

「縦走をしかったから」とこの『縦走』という言葉を十数回発した。

 

同じ言葉を繰り返す、それも夫の特徴。

 

こちらはふつうの会話をしたいのだが、認知症の人のように同じ言葉を繰り返す夫とは会話にならない。

 

ホントに認知症でこれまでの夫婦の関係が良好ならそれも仕方なしと諦めて話を聞くがこれまでの35年間こちらの大事な話には耳も貸さず、家族でありながら本音も相談も出来なかったという事実があるからこの年になって歩み寄ろうという気はさらさらない。

 

どちらかといえば、引っ越ししてきてから夫が今までの暴君ぶりを発しないのが気持ち悪いと言うか、拍子抜けしている感じ。

 

以前のような人を人とも思わないような言動があれば私のスイッチはすぐにオンになるのに。

 

こちらからわざとけしかけないといけないかも。

 

夫婦であるなら対等に話せるのが会話というもの。

 

それを聞く耳持たん!という丸で昭和1桁の爺さんみたいな態度だったから今の状況があるのだ。

 

気持としては以前と同じかそれ以上に離れたい。

 

とにかく経済的なことだけなのだ。

 

今パートの求人にも応募しているが、これは最後の砦、ほぼ初めての職種で向いていると言えないかもしれない。

 

それでも生活するため、自分を取り戻せるためには贅沢は言ってられない。

 

もう少しシングル老女に生きやすい社会になってほしい。

 

それでも捨てる神あれば拾う神ありだと思おう。でないと生きていけない。

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。