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置かれた場所で咲きたくない

気付いたら還暦過ぎていました。年齢に抗いながら日々前向きに

1年前の今頃は

今日で2月も終わり。

地域によっては4月並みの暖かさだとか。

 

日差しが随分強くなったがダウンコートを脱いで自転車に乗るとまだ風が冷たい。

 

春は気持ちも一新する季節。

 

還暦になる年に夫との関係を見直そうと一昨年からFP相談や弁護士相談、別居の家探し、生活費を得るための職探しに明け暮れる日々だった。

 

どれも思ったようには進まなかったが、去年の2月今のマンションに空き部屋が出たという一報をもらってから去年の今頃期待と不安と断捨離に明け暮れていたのを思い出す。

 

4月末に一人暮らしになり、最初の数日こそ落ち着かなかったが、家具や家電が運び込まれ生活しやすくなると一人暮らしは想像をはるかに超える快適さだった。

 

そして再同居することの恐怖の方がどんどん大きくなった。

 

夫がマンションに越してきて再同居することになり4カ月過ぎたがあの何か事がうまくいかなければ直ぐキレル夫はすっかりなりを潜めている。

 

年をとって丸くなったとかではない。

別居していた時でさえ、娘のすることに腹を立てしつこく私にラインを送ってきたり、私の言動が気に入らなければ小さな事でもいちゃもんつけるラインをよこす男なのだ。

 

65歳になって性格が急変するはずもない。

 

一人暮らしで夕食作りにほとほと困ったのだろう。

米一つ炊かない人間だったから。

 

同居していた娘は洗濯機まで一人暮らしする時に持って行ってしまい、夫は休みの度コインランドリーに洗濯しに行っていた。

 

娘も家事をしてもらっていた有難みが分かっただろうと言っていた。

 

なので今夫が半別人のようになっているのは家事請負人に出て行かれては困るからなのだ。わざとしているのではなく、無意識にそういう力が働くところがモラハラ夫の怖いところなのだ。

 

捕まえたものは絶対に手放さない。

 

離れたいと思えば思うほど。

 

もう過去の事はどれだけ後悔しても戻らないし、40代の頃の親の介護や子供の受験、反抗期などストレスを抱えてただ夫に腹立てて別れたいと思っていた時とはちょっと違う。

 

余生もあの頃より随分短くなったわけだから、期待するものもないし、どうにかなるだろう、こわごわ人生を進んでいく頃とは少し違う今の自分。

 

残りの人生をどうするか大事なものは何なのかあの頃と変わってきたと思う。

 

それに今までも夫の事以外でも強い思いはどうにか叶ってきた。

直ぐにではなくともいつかは必ず実現すると思っている。

 

今は夫のこと少し客観的に見れるようになってきた。

 

今まで受けた数々の精神的暴力から考えると夫の事を心配する気持ちは勿論ないし、感情も情けもないので後どれくらいで離れられるんだろうと思うようになってきた。

 

母も父が亡くなった後数年は体調崩したがその後食事に煩い父から解放され、15年経った今は滅茶苦茶元気。女はそういうもの。

 

ただ母の様に私は身体が丈夫でないので年を取っても心身健康で若くいられるよう、鍛えることが今の目標だ。

 

今日は夕方から同級生3人で食事会。

1人は数年後の離婚を考え、今そのためにパートの仕事を頑張っている。

 

ほぼ定年がないご主人が退職したら年金分割で離婚するそうだ。

その後どうなったのかな、今は実家で別居生活。

 

60過ぎると人生色々。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。