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置かれた場所で咲きたくない

気付いたら還暦過ぎていました。年齢に抗いながら日々前向きに

2度目の離婚話切り出す

ずっと待っていた家計診断の返事がきて、勿論今までの様な生活は出来ない事は分かっていたが、私が細々とでも働くということを前提に何とか離婚してもやっていけそうだという回答をもらえた。

 

当然不測の事態が起こることもあるし、お金の使い方について計画通り進むとも限らないから安心は出来ないのだが。

 

それでも一昨年3000円払ってFPに相談した時には頭から無理だと言われたので一刀両断されなくてホッとした。

 

この回答を待って夫に切り出そうと思っていた。

 

ホントは食事中にこのような話はまずいと思っていたが、夫が中々食べないし、タイミングがずれると又言いそびれそうなので私が食べながら切り出した。

 

夫は首をうなだれるだけで無言。

 

「こちらが責めているようになるので何とか言ってほしい」と言ったら、

「離婚ということが全く頭になかった。」と言った。

 

大抵男の人はそう。

 

妻が何十年も苦悩を抱ええていることに気付こうともせず青天の霹靂みたいに口をあんぐりさせる。

 

どれだけ鈍いのか。

 

35年の年月は長過ぎた。

 

私だっていざ別れるとなると面倒だ。

お金の不安だってある。

 

それでも自分の身を守るためにはこの選択しかなかったし、これ以上先延ばしにするときっと最後は後悔の人生になると思った。

 

夫は目の前の食事に手も付けず、朝もコーヒーすら飲んでいかなかった。

 

今日は昼頃

「昨日のおかずだけ食べる。食べる気がしないのでごはんはいらない」とラインがきていた。

 

「わかりました」と返信した。

 

全く変な夫婦だ。

 

今は40代、50代の頃のような憎しみよりももう半分他人と接しているような気分なのでなるだけ傷つけたくもない、波風立てないようにとの思いが強い。ただ離れたい気持ちが強い。

 

家計診断からのメールを見る時ドキドキした。

 

これからもお金の面などで心身疲弊することが多いだろう。

でもそれは闘病した時治療が苦しいのと同じでその先にはモラハラ夫から苦しめられない精神的自由がある。経過途中だから仕方ない。

 

まさか夫がそこまで落ち込むとは思わなかった。

 

想定外の事が起こった時パニックになる夫らしいといえばそうなのだが、仕事で行き詰まり自分の立場が悪くなり、プライドが踏みにじられた時だけ鬱になるのだと思っていて私が何を言っても馬耳東風だと思っていたがそれだけは意外だった。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。