重いハードル
昨日は冬の様に寒い中、単発のバイトで一緒に仕事した人とうちの近所でランチ。
その人の住んでいる地域は昔ながらの風習が残っていてお店も新規参入させないらしい。
コロナ禍でも夏祭りは決行、神輿を引いて練り歩く姿も見た。
それで食べる事が好きなその人はうちの近くまで電車に乗って来て、フレンチを食べた。
私は2回目になるこじんまりとした店。
美味しかった。
去年息子と行ったので今度は娘と行こう。
そんなこと考えているとごく普通に暮らしているシニア主婦なのだが、夫とのこと、そろそろ動き出さないとって思うと気が滅入る。
前の住居でのように日々虐げられていることが多い暮らしなら行動も起こしやすいのだが、引っ越してきて今のマンションで二人暮らしとなったらモラ夫は被り物でもかぶっているように化けている。
中々きっかけが掴めない。
普通に会話してしまうと余計に。
それでもこれまでの35年間で受けてきたいじめの様な言動、思い返すとこれは明らかにモラハラだし、当時は気付いてあげれなかった子供たちに対する降圧も最近になって子供から聞かされて知ることになったのだから黙って見過ごすわけにはいかない。
誰も知らない所で行われていたなんて性根が腐っている。
モラハラに強い弁護士で検索するとぴったり当てはまる夫の言動。
暗い気持ちになり、又嫌なことを掘り返す作業になることは覚悟だが、気になるのは費用だ。
着手金のほかに成功報酬として勝ち取った費用の2割以上と書かれていたが、相当な額だ。若い夫婦ならまだ貯金もそうないだろうし、これから稼ぐ手段はいくらでもあるだろうが、自宅の売却金も含めて預貯金となるとそれを半分にしてそこから弁護士に払うとなるとこれから生活していけるのかと思う。
他の所で1度目の無料相談で費用のこと聞いてみようかな。
100円のものを買うのもけちる夫がこの費用を聞くと目ん玉飛び出るだろうな。
協議離婚でうまく承知してくれればいいけど、1度目に切り出した時は仕方ないみたいに言ってたのが、2度目ではニュアンスが少し変わっていたのは想定内だが。
やはり夫の場合は第3者を立てた方がよさそうだ。
預貯金は1度で済むが年金分割となるとこの先が長い。ずっと続くものだからきちんと証書を作っておかないとどうはぐらかされるか分からない。
何せモラハラはマネハラと聞くから。
今後のために録音機は必要かもしれない。
家族でこんなことしなければならないなんて普通の夫婦には想像もつかないだろう。
自然にお別れ出来れば一番楽なのに、長生きしそうだ。
最後までお読みいただきありがとうございました。