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置かれた場所で咲きたくない

気付いたら還暦過ぎていました。年齢に抗いながら日々前向きに

情は持たない

全国で夏日を記録する箇所が多いらしい。

私の住む地域でも昨日よりうんと暑かった。

 

やることが一杯。

先ず8時45分にATMが開くと夫名義の銀行口座から限度額をおろしに行く。

 

夫に窓口で一度におろしてもらって別の少しでも金利のいい信用組合に預け替えようと言っていたが、大金を別の名義人に振り込むとなると最近は詐欺などの防止から銀行のチェックが厳しいらしい。

 

新しい口座を開いてきてと言われていたのでこれは私の名義でするつもり。

 

建前は銀行のチェックが厳しいということだが、もしこの先マネハラされたら私の名義でしていれば少し安心。

 

カードや通帳を持ち出せばいいだけの事と女性弁護士も義兄も言っていた。

 

婚姻費用分担や離婚時の年金分割費用を向こうが払わなければ差し押さえになるらしい。

この分割費用は家裁に行って申し立てを行うとか。

色々勉強になる。

 

今再び『もう別れてもいいですか』を読み直している。

 

あまりにも自分の心情とぴったしで私に文才があればベストセラー作家だったなと思う。そこまでモラハラ被害を受けている主人公と何もかも類似している。

 

普通に夫婦で買い物行ったり孫の世話したり日常会話の出来る夫婦以外は同じ場面で同じ思いを抱いているのだろう。

 

DV加害者が時に優しく涙を流して謝ったり、これはモラハラ夫にも共通していると思う。

 

わがモラ夫も離婚話を切り出した時押し黙って涙ぐんでいた。

それでこの人はそんな他のモラ男よりマシ、悪魔じゃないんだなんて思ってしまったら最後。

又何れ豹変するのだ。

 

この本の中でも主人公の同級生で離婚した女友達が

『日本の女性は人が良過ぎる。あなたも別れたら旦那さんの食事の心配なんかすることないよ、同情なんかすることない。』みたいなこと言っていた。

 

そうだ情を持ったらおしまい。

又振り出しに戻って死ぬまで延々吹っ切れない感情と向き合わなければいけなくなる。

 

弁護士のように第3者と話す事で客観的になれ、どんどん相手を敵だと思えてくるから不思議。

 

餅は餅屋だ。

 

どんな時も私はプロに頼ってきた。

親の介護の時は介護のプロに、自分の病気は医師に、子供の受験は塾の先生と悩みや相談を夫に話すことはなかった。

 

それは15年以上前から気付いていた。

 

なので夫のことも友人には相談しない。

特に夫婦仲が良いところに話しても何を言ってるの?みたいに諭されるから。

この気持ちは同じ環境に身をおいた人にしか分からないはず。

言っても無駄ということ。

 

この本の主人公のように早く決着ついて晴れ晴れした気分に浸りたい。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。