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置かれた場所で咲きたくない

気付いたら還暦過ぎていました。年齢に抗いながら日々前向きに

熟年離婚が難しい理由

早朝バイトに行って帰宅したらまだ10時半にもなっていない。

 

直ぐにクーラーをつけ、ソファに座り、少しテレビを見る。

11時半くらいになると、早めの昼食。体調が戻りやっといつもの日常。

 

そこからが睡魔の戦い。

 

パソコンで株を見たり売買したり。

好きなyou tubeを見たり。

 

今はまっているのは家の近場で食べ歩いている女性の動画。

知っている店もあったり、顔出しはされていないが、どの料理も綺麗に平らげて撮り方もうまい。

 

いくつか続けて見ているとちょっと疲れてくる。

贅沢な悩みだがすることがない。

というかやる気がない。

 

本当に肉体労働でも薄給でも仕事をさせてもらえてよかった。

 

1人暮らしで社会とのつながりが全くなければ病んでしまうだろう。

 

働かず別居をしたいと言ったら異口同音に我儘だと非難されるだろう。

どんなに一緒に暮らしにくいパートナーであっても同じような立場の人でなければ1万人に言っても分かってもらえないだろう。

 

何人かの弁護士に相談したところ、これまでの夫の言動を話すと離婚に値すると言われたが、私が自分の年金を受給出来る65歳までは年金分割出来ないとは知らなかった。

 

今まで専業主婦で第3号被保険者となり、夫の収入から年金をカバーしてもらっていた恩恵を受けてきたわけだが、何でもかんでも夫婦単位というこの制度が別れる時には手続きを煩雑にする。

 

苗字が一番そうだが、保険とか諸々くっつくのは簡単だが離れるのは手続きが大変。

 

婚姻後に築いた財産は夫婦の共有財産で別れる時は二分の一。

 

有責配偶者であってもその権利は主張出来るというのが納得いかない人もいるだろう。

 

夫から離婚を切り出されても絶対にハンを押さないという妻の話もよく聞く。

 

特にパートくらいしかしていない主婦にとってはどんな夫でも給料や年金など収入こそが夫といる意味なのだから、当然といえば当然だろう。

 

友人にも旦那さんが退職したら離婚して年金分割してもらうと言っている人がいる。

 

そこへ向けて準備を進めているようなので、私みたいな中途半端な気持ちではないようだが。

 

私の場合離婚はハードルが高い。

弁護士にも別れたら相続人になれないデメリットがあると言われた。

 

 

生存している場合でも財産は半分。

婚姻後数年ならそれもありかもしれないが、35年間で築いてきた財産。

それがみすみす半分になるというのは...そんな思いでそれなら我慢するかと中高年女性は考えても何ら不思議はない。

 

我慢して暮らせば自由にお金を使えるし、年老いて節約、節約の暮らしかと切なくなったり。貯めてきた額が大きくなるシニア主婦は余計二の足を踏んでしまう。人間ってやっぱり欲深い。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。