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置かれた場所で咲きたくない

気付いたら還暦過ぎていました。年齢に抗いながら日々前向きに

早朝バイト1日目

今日から直ぐ近くの大型スーパーで開店前の品出し短時間バイト。

7時半過ぎに出れば間に合うのに5時前から目が覚め、起きた時は全く眠さも感じなかったが帰宅して少し昼寝をすると却って睡魔が又襲ってきた。

 

重い荷物を運ばなければいけないのだろうとそこが一番不安だったが、コンテナに入っている日用品を棚にひたすら並べていくという作業だった。

 

近々店内リニューアルされるようで、棚に入りきらない商品がコンテナに残ったままでスッキリしないが、バイトの学生さん二人とベテラン女性2人がいるので任せた。

 

この職場は何といっても人事の人の対応が凄くいいので助けられている。

面談、採用説明の時の男性も腰の低い方だったが、今日の若い女性も

「無理せず、休んでくださいね」とか他のパートの人にも

「いつも皆さんに助けられています」と言って物腰の柔らかい気さくな人だった。

 

その女性、人事異動で今日が最後というのが残念だが。

 

以前就活の時、息子が

「人事は会社の顔だから、それに匹敵する人が選ばれる」と言っていてああそうかと思ったのを思い出した。

 

その頃夫はある会社の代表になっていたが、成果もあげれず、グループ会社の社長とも合わず、鬱になりかけていた。

 

息子が上場企業の面接に行って重役と面接した際

「全然違う」と言っていた。

 

全然違うというのは一番身近にいる自分の父親と比べてのこと。

 

夫も有名大学を出て一流企業に入り、トントンと出世街道を歩んできたが、還暦前にそれは崩れていった。

名前、形は立派でも中身が丸で伴わなかったのだ。

 

一番身近にいる家族を大事に出来ないのに部下や会社を見れる器はないということだろう。

夫の還暦を5年が過ぎてやっとそのことが私も分かった。

 

この年で社会へ出れることが有難い。

10時まで仕事しても帰宅してまだ10時15分。

 

簡単な2人分の昼食を用意し、少し昼寝をした。

 

私の寝室の隣のリビングで夫はずっとテレビを見ている。

 

ホントにどこへも行かない。

こういうことが熟年夫婦の危機を招くということ、夫は知る由もない。

 

気遣いということが足りないからうまくいかないのだ。

鈍い。

 

ただでも汚くなっていくジジ、ババ世代の私たち。

 

せめて引くという心配りはしなければいけないと思うのだが。

 

出来ないからこっちが引くしかないのだ。

 

今日は夕方から4人で食事会。

私含めて3人はシングル予備軍。

 

以前の住まいだと店に出るにも山を越えなければいけなかったが、今は歩いてでも行ける。

皆それぞれに外で発散したいという事情もあるかもしれないが、誘ってくれる相手がいることは本当に有難い。

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。