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置かれた場所で咲きたくない

気付いたら還暦過ぎていました。年齢に抗いながら日々前向きに

人間らしい生活

今日は2回目の早朝バイト。

 

私が担当するのは日用品の品出しだが、今日1日売り場を閉鎖して新商品と全て入れ替えるため、取引先の方が大勢みえてリストを見ながら棚に納入していってた。

 

私たちはそこは任せてスチール棚を組み立てたり、棚の上を拭いていったり。

 

たった2時間なのだが、何をしていいか指示待ちで時間が経たなかった。

 

家であれやこれや日曜大工もどきのことをやっていても重いスチール棚を穴に嵌めていくだけでも難しい作業だった。

 

棚をクロスで拭きながら何のスキルもないとやはり最後は肉体労働になるのかとしみじみ痛感した。

 

普通に夫と暮らしていれば家でテレビをみているか、スーパー内をうろついているか安穏と暮らしていたことだろう。

 

身体はしんどくてもあの夫と暮らしているよりはいつか一人になれる、絶対一人で暮らすという目標があるから早朝パートも今のところ苦にならず、目標達成のための手段だと思える。

 

何もしないで時が経つだけの方が焦りの気持ちが強くなる。

 

仕事を終えてそのまま歩いて家賃の振り込みに銀行に行った。

途中までモール同士が繋がっているので雨に濡れる所は少ないし、店内を通るので距離感も感じない。

 

やっぱり私には静かな緑の多い田舎より賑やかな街の方が向いていると思った。

 

たしかに騒々しいなと思う事もあるけれど、店が多い事で流通関係の人、店の人、色んな人が働いていて街が動いているという感じがする。そこが好き。

 

1年前越してきた時早朝に家の前のディスカウントストアの駐車場でトラックから荷物を積み下ろす音が響いて驚いたが、何だか小学校低学年の時の社会の教科書を思い出した。

 

働くおじさんていう感じで。

 

今はその隅っこの方で私も微細ながら働くおばさんになっているのかなと思うと生きている実感がする。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。