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置かれた場所で咲きたくない

気付いたら還暦過ぎていました。年齢に抗いながら日々前向きに

笑いは何物にも代えがたい

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今日も早朝覚醒で深い睡眠も得られなかったので明け方に眠剤半分飲みました。

結局下に下りていったのは9時近かったです。

 

薬が残っている感じでいつまでも眠気が覚めませんでした。

 

外は曇天だし、夫はいるし気分も下降気味。

 

夫は朝食を食べ終わってもまだ食卓にいるので、昨日庭を見ていて荒れ放題なことに段々腹が立ってきて

「ツタも又のびてきているし、木は歩道の方まで生い茂っているし、芝生の間の雑草も凄いから早くやらないと大変なことになるよ」と言って追い払いました。

 

午前中は庭に出て木を切ってました。

 

外で使った脚立の脚を拭かずにそのままクローゼットにしまおうとするので

「拭いた?」と聞くと

怒った様に

「拭いてない」とだけ言い放つ夫。

 

外をGがよく這っているのは分かっているのに面倒くさいのです。

 

この不潔感がたまりません。

 

引っ越してきた当初私に玄関掃除は毎日だとかキッチンの床が少しでも濡れていたらわざとらしい拭き方をしたり、元々がチャランポランな性格なのでそうやって躍起になって掃除していたのは家を買った当初だけでした。

 

社宅に居た頃年末だったか近くのマンションでご主人と思われる人が一人でベランダに出て掃除をしていました。

 

大掃除だと思います。

 

感心ねというようなことを私が夫に言うと夫は

「自分の持ち家だったらやるわ」と言いました。

 

賃貸ならやらないということです。

 

一緒に住んでいて家族なのに賃貸だと自分の家ではないのかと思いました。

名前のあるもの、強いもの、価値のあるものが好きなのです。

そこが彼の全ての基準になるのでしょう。

 

その時から25年余り。

見事な嘘でしたけど。

 

家を買ったからって掃除もしなければメンテナンスも出来ない、庭が欲しいと言いながら満足に草抜きもしない、庭仕事でやるのは植木の高さを数ミリ単位で揃えることくらい。

 

丸で定規で計ったような揃え方なので気持ち悪いです。

 

植木とか自然のものなのに自然な形で剪定するならいいですが、センスなさ過ぎと思います。

 

目につくもの全てが自分と反対の事をするので仕事を辞めて家にいるようになればどうなるのかと今から恐ろしいです。

 

子育てやパートで時間に追われていたころはよかったけど二人で向き合う時間が長くなると対人間なんだなと思います。

 

経歴や年収、若い頃はそういうことも結婚の大事な条件と思っていましたが、纏っていたものを脱いだ時何もない人は何も残らない。

 

人生を伴走するのにはもうそんなものはあまり意味がないのだと分かりました。

 

こういう暗い世の中の時には何気ない会話が出来る笑える、冗談が言える相手が必要なんだなと実感しています。

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。